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EXILEにも所属する世界と佐藤大樹がリーダーを務めるFANTASTICS from EXILE TRIBE(以下、FANTASTICS)。このEXILE TRIBEの新グループが、12月5日にシングル『OVER DRIVE』でデビューすることが決定した。デビュー前に行なわれた“夢者修行 FANTASTIC 9”では、全国で7万5千人を動員。2019年のミュージックシーン最大の注目株になることは間違いない!
Photo:竹中圭樹(D-CORD) Text:髙橋栄理子

──ついにデビューが決定しました。まずは今の率直な気持ちを聞かせてください。



佐藤大樹(以下、佐藤)「僕らは結成から数えると、もう2年になるんです。ボーカリストが加入してから、次なる目標は? って聞かれたら、やっぱり最初に考えるのは、メジャー・デビューだったので本当に嬉しいです。それに、何よりグループ名に“from EXILE TRIBE”とついたのは、すごく大きなステップアップ。それをひとつの目標にしていたところがあったので、やっとスタートラインに立てた気がしています」

──デビュー発表は、EXILEの東京ドームのステージ上で行なわれました。どんな気持ちでしたか?



木村慧人(以下、木村)「肌でお客さんの歓声を感じたので、それが本当に嬉しかったです。その喜びをパフォーマンスで伝えようと思って、全力でパフォーマンスしました」



堀 夏喜(以下、堀)「でも、ドームのステージにアーティストとして立つのは初めてだったので、どういう景色が待っているのか、リハーサルの時は想像がつかなかったです。実際に約5万人を目の前にした時は、これがドームか! っていう感じで圧倒されました。そこで自分たちにできることは等身大でパフォーマンスすることだけだと思ったので、ひたすらがむしゃらに精一杯パフォーマンスしました」



澤本夏輝(以下、澤本)「僕たちは今回、EXILEさんのツアー“STAR OF WISH”にも同行させていただいてます。リハーサル風景も見学させていただいて、何を作るにも、まずはファンの皆さんがどう思うかを、すごく大切に考えていらっしゃるのを実感したんです。とてもファン思いで、ライブに対する情熱もすごい上にパフォーマンスは男らしい。その姿を直接見ることができたのは、本当にいい経験でした」

──中島さんと八木さんは、ボーカリストとしてあとからFANTASTICSに参加したわけですが、それから今までどんなふうに経験を積んで今日を迎えましたか?



中島颯太(以下、中島)「それまでは、人前で歌った経験も全くない状態で夢者修行を回らせていただきました。その時にリーダーの世界さんと大樹くんを始めとしたパフォーマーのみんなから、エンターテインメントを届ける側の表現者としてのアドバイスをたくさんいただいたので、それをひとつひとつクリアしながらやってきた感じです。僕はパフォーマーのみんなに比べるとデビューまでの時間は短かったんですけど、その期間にめちゃくちゃ多くのことを経験させていただきましたし、そのおかげでスピード感を持って今まで来られたと思います。だから、その感謝の気持ちを忘れずにこれからも頑張りたいと思っています」



八木勇征(以下、八木)「僕たちはボーカルなので、ドームのステージでも、その感謝の気持ちを歌に乗せて表現しました。約5万人ひとりひとりに届くような歌とパフォーマンスになっていたらいいなと思っています」

──ドームでパフォーマンスする機会って、なかなかないですよね。あの巨大な空間を肌で感じて得るものはありましたか?



瀬口黎弥(以下、瀬口)「すごくありました。やっぱりドームはずっと夢見ていたステージでしたから。しかも、EXILEさんという偉大な先輩のステージでパフォーマンスさせていただくので、1秒たりともムダにしたくないと思って。せっかく時間をいただいたからには、僕らのことを知らないお客さんにもFANTASTICSという存在を印象づけようということもすごく意識しました。今回の経験はこれから先の僕らの活動にも繋がっていくんじゃないかと思います」

──では、デビューが決まった今だからこそ心に期しているものはありますか?



世界「まずはグループとしてのスタイルを確立させなきゃいけないと強く思っています。自分たちで言うのもヘンですけど、すごいスピード感で進んでいるなって感じています。本来だったら、いわゆる下積みというのがもっと長期間あってもいいと思います。でも、Jr.EXILE世代を考えた時、GENERATIONS、THE RAMPAGE、BALLISTIK BOYZ、そして僕らの4グループそれぞれが、ちゃんと自立していかないといけないって感じているんです。だから、デビューはデビューですけど、ワクワクやドキドキと同時に僕の中では危機感も強いです。もちろん焦りすぎはよくないですけど、ちゃんとスタイルを確立して、それをしっかり届けることが大切だと思うので、デビューは新しい一歩の始まりだと思っています」


※続きは月刊Songs2018年12月号をご覧ください。

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