http://www.after--school.jp
2011年に日本デビュー、セクシーさとキュートを併せ持つサウンドとビジュアルで瞬く間に日本のファンを増やした、韓国発8人組ガールズグループ・AFTERSCHOOL。2013年10月には大沢伸一をプロデューサーに迎えたシングル『Heaven』で話題をさらった彼女達。2014年の幕開けを飾るシングル『Shh(シー)』においても、再び大沢とタッグ。男性目線のクールでミステリアスなサウンドで、新たな魅力を引き出したメンバーに直撃!
※ユイとナナ(撮影のみ参加)は都合により欠席しました。 Photo:外山 繁 Text:松永尚久

──2013年は、リジさんは女優として日本のテレビドラマに出演、ジュヨンさんはモデルとして数々のショーやテレビCMに出演されるなど、様々な分野での活躍が目立った1年になりましたね。

全員「ありがとうございます!」

ジョンア「ソロだけではなく、AFTERSCHOOLとしても2013年は勢力的に活動をしていたのですが、日本では楽曲を発表したりとか、活動を積極的にできなかったのが残念でしたね。でも2014年はいっぱい頑張ります!」

イヨン「また2013年は、色んな人にお会いする機会に恵まれたんですけど、個人的にはマーティ・フリードマンさん(※伝説のロックバンド、メガデスの元メンバー。現在は日本を拠点に活動するギタリスト)が印象的でした。一緒に写真を撮ったり、また色んなお話もできて嬉しかったですね。例えば、練習はこういう姿勢で取り組んだほうがいいとか、今後の参考になるアドバイスをたくさんいただきました」

──また、秋には日本のクラブミュージック・シーンを代表するアーティストである大沢伸一さんをプロデューサーに迎えたシングル『Heaven』をリリースしました。

レイナ「AFTERSCHOOLにおいて、これまで日本で発表した楽曲は、韓国でリリースしたものを再アレンジして、皆さんに聴いていただくことが多かったのですが、この『Heaven』は日本のアーティスト、大沢伸一さんに楽曲提供していただいたんです。過去の作品以上に日本っぽさを表現することができたかな? と満足のいく仕上がりになりました」

カウン「韓国って、エレクトロの要素をクローズアップして完成させた楽曲が多いんですけど、『Heaven』ではディスコっぽい感じとか、今まで歌ったことのないジャンルのサウンドになっていて、とっても新鮮な気分になれましたね」



──そして2014年の幕開けと同時にリリースされる、ニュー・シングル『Shh』。こちらも前作に引き続き、大沢伸一さんのプロデュースによる作品ですね。初めてこの曲を聴いた時の感想は?

リジ「最初に曲を耳にして、前作とはまた違う斬新な感じがして、大好きになりました! 特にサビのメロディーが。自分が飛行機になって空を飛んでいるようなシーンが目に浮かんできて、とっても良かったです!」

──前作ではディスコっぽい要素を取り入れていますが、『Shh』においては、90年代のイギリスのクラブシーンを席巻したハウスミュージックの流れを現代的に解釈したような、クールなサウンドになっていますね。

全員「ありがとうございます!!」

カウン「大沢さんが、UKハウスの要素をうまく取り入れてくださって、前作とはまた違う雰囲気を出せたと思いますね」

──今回は歌いやすかったですか? 難しかったですか?

ジョンア「(日本語の)発音は難しくなかったですけど、リズムを合わせるのがちょっと難しかったかもしれませんね」

──また、この曲は男性目線で、恋のスリリングな駆け引きを表現していますね。異性の視点になって歌うのは大変でしたか?

レイナ「最初は、男性の視点になって歌いこなすことができるのか? 男の人の気持ちを理解できるのか? 不安な部分があったんですけど、いただいた歌詞に目を通していくうちに、自然と感情移入できた気がします」

──男性らしさを表現するために、レコーディングでは普段とは異なることをしました? いつもの雰囲気とは違うものでしたでしょうか?

リジ「レコーディングの時は、あえて男性らしくしようとか、特に心掛けたことはないですね。歌詞は男性的なのですが、メロディーがふわっとしていて女性的な感じなので、そこまで強く意識する必要がなかったというか」

※続きは月刊Songs2月号をご覧ください。

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