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ヨンミン&クァンミン
BOYFRIENDが4枚目となるシングル『My Avatar』をリリース。今作は今までのカワイらしいイメージを払拭するような、近未来的でエレクトロニックな楽曲となっている。以前から男らしくてカッコいい楽曲に挑戦したかったと言うメンバーのヨンミンとクァンミンが、レコーディングの様子からミュージックビデオの撮影エピソードまで、たっぷりと語ってくれた。
Photo:竹中圭樹(D-CORD) Text:佐久間裕子

──『My Avatar』を初めて聴いた時の印象から教えてください。

クァンミン「最初に曲を聴いた時は、これまでやってきた曲とは感じが違うなと思いました。今まであまり挑戦したことのない曲調だから、レコーディングは大変かもって」

ヨンミン「僕はエレクトロニックなサウンドでいいなと思いました。それと同時にこの曲を歌うことによって、僕らが変化していく姿を見せられたら嬉しいなと思いましたね」

クァンミン「ファンの方も僕達のカラーが変わったと驚かれるかもしれないですね」



──実際にレコーディングで歌ってみていかがでしたか?

クァンミン「最初はこんがらがったり、難しいと思いました。今まで歌ってきた曲より、テンポもビートも速かったから。僕はラップ担当なんですが、今までよりも言葉数が多いんです。だからちゃんと日本語の言葉を刻むようにしてやってみました。難しかったけど最終的にはちゃんとできたと思います」

ヨンミン「僕は難しいと思ったところは特になかったかな。ただ、今まではどちらかというとカワイイ曲を多く歌ってきたので、今回は男らしい感じで歌いたいと思いました。だから息づかいを意識しながら歌ってみました」

──日本語のラップで言葉数が多いと大変?

クァンミン「発音が難しいところもあるし、韓国語のように簡単にはいきませんね」

──歌詞の内容もどちらかというと抽象的というか、はっきりとしたイメージが掴みづらいのかなっていう気がしたのですが。

クァンミン「そうですね。今回は最初に歌詞の意味はこうだとしっかりと理解して歌ったというより、何回も繰り返し歌っているうちに、“こういう意味なのかな”ってだんだんと理解していった感じでした」

ヨンミン「僕も歌詞を見てこういう歌だって理解したというより、全体的な雰囲気を捉えました。歌詞の中の素材があって、こういうメロディーだから、これは未来的な感じがするなと自分なりに考えました」

クァンミン「僕のイメージは自分の分身とも言えるような女性に語りかけているような、そんな曲じゃないかなって思いました」



──ミュージックビデオは近未来的でカッコいい感じに仕上がっていますね。

ヨンミン「今回はテンポも速い分、ミュージックビデオでパフォーマンスを見せるのも大変でした。日本で撮影したミュージックビデオの中では、今回が一番撮影の回数を重ねた作品だったと思います。それぐらい激しいダンスを何度も踊らなくちゃいけないという意味で、大変な撮影になりました。ターンする場面もあるんですけど、本当は回って正面を向かないといけないのに、回りきらずに他の方向を向いてしまったりしました(笑)」

クァンミン「それから撮影中、レーザーを使ったんですよ。レーザーって強い光が出るじゃないですか。振付の関係で僕らが後ろを振り向く場面があるんですよ。その時に“レーザーを直視しちゃダメだよ。失明しちゃうからね”と言われて(笑)。でも“ダメ”って言われると余計気になっちゃって、目が(レーザーの方向に)いっちゃうんですよ。だから光を見ないようにしようって、自分で意識しながら撮影しました」

──ちゃんと見ないで撮影できました?

クァンミン「どうしても目がいっちゃうんだけど、光のほうを見ると目が痛いんですよ(笑)。だから見ないように気をつけました」



※続きは月刊Songs4月号をご覧ください。

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