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今年1月からスタートした“三代目J Soul Brothers LIVE TOUR 2014「BLUE IMPACT」”で、約40万人ものオーディエンスを熱狂させてきた三代目J Soul Brothers。2度目となる単独ツアーで表現者としての大きな一歩を刻んだ彼らが、その充実のツアーを収めたライブDVD&Blu-rayと、待望のニュー・シングル『R.Y.U.S.E.I.』を6月25日にリリースする。暑い夏をさらにアツく盛り上げるべく精力的な活動を続けているメンバーを代表して、ボーカルの登坂広臣とパフォーマーの山下健二郎に話を聞いた。
Photo:竹中圭樹(D-CORD) Text:山田邦子

──いよいよニュー・シングル『R.Y.U.S.E.I.』がリリースされますね。めちゃくちゃ気分が上がりますし、早くライブで聴きたい! と思わされる1曲でした。



山下健二郎(以下、山下)「ありがとうございます! そこは僕らも狙ったところなので、嬉しいです(笑)」



登坂広臣(以下、登坂)「これから夏なので、やっぱりアッパーな曲をやりたかったんですよね。こういうEDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)の楽曲はこれまでにもいくつかやってきていますが、結構三代目J Soul Brothersの色っぽくもなってきてるなと思うんです。もちろんバラードも僕らの武器だとは思いますけど、こういう曲でみんなで盛り上がれるのももう1つの武器になってきたんじゃないかなって」

山下「そうだね」

登坂「デモが上がってきた段階からすでに“これは相当良くなるぞ”って確信があったし、そこからさらにブラッシュアップしていったんですけどね。まぁ、これは本当にいいものができたなと」

山下「4年目にしてやっと、そしてさらにカッコいいものができましたね」

──今回も、こういったEDMのナンバーには欠かせないSTYさんが楽曲を提供されているんですよね。

登坂「はい。STYさんはずっとお世話になっている作家さんですけど、毎回色んな刺激や新しさを提供してくださるんですよ。今回は詞がSTYさんで、曲はSTYさんと新人のMaozonっていう子の共作なんですね。まだ21〜22歳で無名の子で、ビックリするぐらいの感性と才能を持っているんです。彼がメジャーのアーティストに曲を提供するのは、たぶん僕らが初だと思いますよ。すごいクオリティーのものを出してきたなと思って」

──STYさん、すごい才能を発掘されたんですね! これから注目していきたいと思います。歌詞の面ではいかがですか?

登坂「STYさんの歌詞って、日本語に聴こえないような言葉の使い方だったり、乗せ方だと思うんですね。耳に入ってくる感じがすごく新しい。だけど歌詞を読むと、しっかりメッセージがあるし、ちゃんと“自分達の歌”になっているんですよね。普段から仲良くさせていただいているのもあるんでしょうけど、僕らの状況とか心境を分かってくれているからこその内容になっているというか」

──例えば今回だと?



登坂「“七つの流星”っていうのは僕ら7人のことだったりするし、そのひとつひとつが美しく進んでいく先で交じり合ってひとつになるっていうのも僕らの姿と重なるなと。サビとかすごくキャッチーだけど、夢を掴みたいから今を全速で駆けていくんだっていう、僕らの思いみたいなものがちゃんと込められているんですよね」



山下「確かに」

登坂「“風になって遊ぶ”ってフレーズがありますけど、STYさんは、例えば2年ぐらい前の僕らには書いてこなかった言葉だと思うんですね。とにかくガムシャラで一生懸命で、もっともっと自分自身頑張らなきゃって時期だったから。でも今、応援してくださっている皆さんのおかげで色んな方に僕らの存在を知っていただけたからこそ、もっと7人の個性を出していってもいいんじゃないかなって。夏っていう開放的な季節にリリースされる作品でもあるので、思いっきり自由な感じというか、遊びの部分から見える個性みたいなところも出していこうっていう、そんなフレーズでもあるのかなって僕は解釈しました」

──信頼関係があってこそですね。レコーディングはどうでしたか?

 



※続きは月刊Songs7月号をご覧ください。

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