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収録された4曲が全てパーティーチューンという、アゲアゲのシングルを板野友美がリリースする。しかも、カップリングにはガールズパーティー用、ボーイズパーティー用、大人パーティー用もそれぞれあって、バリエーションも豊富。この年末年始、欠かせないアイテムになりそうだ。
Photo:竹中圭樹(D-CORD) Text:髙橋栄理子

──今回のシングルはタイトル曲『COME PARTY!』を始め、4曲全てパーティーチューン。これからの季節にピッタリですよね。



「そうなんです。リリースが12月なので、忘年会やクリスマスパーティー、新年会とみんなで集まる機会が多くなる時期だと思うんですけれど、そういう場所で盛り上がる曲として、みんなで歌ってもらえたら嬉しいなって思ったんです。『COME PARTY!』は歌詞に英語が多いんですけど、“Come party”は“カムパリ”、“You better”は“ユーベラ”って歌って、あえて英語っぽく歌わずに呪文みたいにして覚えてもらうと、小さい子からサラリーマンの人にまで楽しく歌ってもらえるんじゃないかなって思っています」

──ダンスも付いているんですよね?

「はい。振付もみんなにも踊ってもらいたいなと思って作ったので、サビはすごく簡単になっています。“Come party”の部分も“カンパイ!”とかって替え歌にしてもいいので(笑)、あまり難しく考えずに、とにかく楽しんでほしいですね」



──板野さんっていうと、今まではカッコいいダンスチューンのイメージが強かったので、また新しい一面が見られた気がしました。

「今までは、こういうイメージを抱いてほしいっていうのを先行させて曲を作ってきたところがあったんですけれど、アルバムを出してツアーをやったことで、ひと区切りして。これからは今まで皆さんが抱いてくれていたイメージを、逆に覆せるような私になっていけたらいいなって思っているんです。カッコいい系とかばかりじゃなく、今回のようにみんなで楽しめる曲や面白い曲もやってみたい。色んな挑戦をして、どんどんイメージを変えていきたいですね」

──そう思うようになったキッカケは、やはりツアーをやったことが大きいですか?

「はい。ツアーの時は、それこそAKB48を卒業する前の曲も歌ったので、すごくジャンルが幅広かったんですよ。当然衣装もカワイらしいものから男っぽいものまで様々で、ファンの人達からも、色んな私が見られて良かったっていう意見があったんです。それを聞いて1つのイメージにこだわるんじゃなく、色んな私でいたほうが見てくれる方もワクワクするなって思ったし、ライブの時も色んな曲があったほうが楽しいなって思ったんです。それに実際にツアーをやってみて、ダンス曲は多いけど、ファンの方も“イェーイ”って盛り上がれる曲が少ないことに気づいて。それもあって一緒に歌ったり踊ったり、ファンの方とコミュニケーションできる曲がほしいなって思ったので、『COME PARTY!』ができ上がった時は本当に嬉しかったですね」

──この曲、ライブの時は間違いなく盛り上がりますよ。



「ですよね。実は今回のCDには特典で笛が付くんですよ(※初回限定盤TYPE-Bのみ)。私、海外に行った時、たまにクラブに行くんですけど、EDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)がかかった時とかにお客さんが笛を吹くんですね。それで、笛いいじゃん! って思って(笑)、付けることにしたんです。それにクラブには光る氷や光るショットグラスだったり、光るグッズが結構あるじゃないですか。だから、光る笛だったらカワイイんじゃないかなと思って、光る笛にしたんですよ。ミュージックビデオでも私もエキストラの方達もその笛を吹いていて、光(の色)も全部で5色あるので、すごくカワイイと思います」

※続きは月刊Songs2015年1月号をご覧ください。


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