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今や日本を代表するコーラス&ボーカルグループとなったDEEPから、約3年振りとなるオリジナル・アルバム『Love Light』が届けられた。美しく切ないウインター・バラード『雪しずり』(2014年2月)、名プロデューサー・松尾 潔氏とのコラボレーションによる『ラスト・グッバイ』(同12月)などのシングル曲の他、EXILE SHOKICHIが作詞を手掛けた『Intro〜Love again〜』『Don't Stop The Music』など全17曲を収録した本作は、質量ともに“DEEPの最高傑作”と呼ぶべきアルバムに仕上がっている。
Photo:竹中圭樹(D-CORD) Text:森 朋之

──前作『YOUR STORY』(2012年2月)以来、約3年振りのオリジナル・アルバム『Love Light』が完成しました!



TAKA「はい。2013年(2月)にベスト・アルバム(『DEEP BEST』)を出させてもらっているので、3年も空いた感じはしないんですけどね」

──非常に素晴らしいアルバムだと思います。ブラックミュージックのテイストとJ-POPのバランスが取れているし、大人っぽさも増していて。

TAKA「お、ホントですか?」

RYO「ありがとうございます」

TAKA「今回はすごく豪華な方々に参加していただいて」

YUICHIRO「松尾 潔さん、松井五郎さん、Jeff Miyaharaさん。色んな方々に協力していただいて、時には胸を借りて。(EXILE)SHOKICHIに書いてもらった曲もありますからね。改めて“すごいな”と思うし、名曲が詰まったアルバムじゃないかなって」

TAKA「あと、作詞、作曲に携わった曲も増えてるんですよ。作詞は以前から少しずつトライしていましたけど、作曲までやらせてもらうのはこのアルバムが初めてで。今まで以上に自分達の手が加わっている曲、息がかかっている曲が増えてるんですよ。ずっとセルフプロデュースにこだわってきましたけど、そこに関してもかなり成長できていると思いますね」

──その結果、かなりのボリュームになっていますね。

KEISEI「17曲入りです! “そこまで入れる?”という意見もあったんですけど、シングルだけでも7曲あるし、人気のあるカップリング曲も入れたかったので」

TAKA「ファンの皆さんに対して、結構マメに“どの曲が好きですか?”って聞いてるんですよ。ライブでもそうだし、あとはブログとかを通して。そこで順位が上のほうに来ている曲も(アルバム収録曲の)視野に入れていましたね。あとはライブで歌っていて“すごく刺さってるな”っていう手応えを感じる曲だったり…」

──例えばバラードでも“しっかり伝わっている”と感じられるんですか?

TAKA「分かりますね、それは。深く聴き入ってたり、泣いてたり、すごく微笑ましい表情になってくれてたり。あと、カップルが寄り添ってくれてたりとか(笑)」

KEISEI「結構見えますよね」

TAKA「ホールのライブでもちゃんと見えますね。ライブハウスだともっと近い距離だし」

──今回のアルバムにもライブ感が伝わってきました。セットリストにしても似合いそうな曲順だし、流れがスムーズだから17曲あっても長く感じないんですよね。



TAKA「あ、それは嬉しいですね」

KEISEI「そこはいつも意識しているので」

──『Love Light』というタイトルについては?

RYO「全曲を通して流れているものがあるというか、色んなラブソングが詰め込まれているんですよね。聴く人それぞれの心境や思い出に重なる曲も必ず見つかると思うし…。DEEPはラブソングがメインなんだなって、改めて思いましたね」

※続きは月刊Songs2015年3月号をご覧ください。


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