DOBERMAN INFINITY *撮りおろし5ページ |
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──DOBERMAN INFINITYにとっては初のシングルですね。
GS「シングルが出せるって、僕らアーティストからしたらすごく光栄なことだなと。DOBERMAN INCの時もそうなんですが、メジャーで、しかもシングルってなかなかね」
P-CHO「シングルは(DOBERMAN INC時代も含め)、初めてかな?」
KUBO-C「かもしらんな」
GS「シングルが出せるというのは、アーティストとして1つ階段を昇ったっていう勝手なイメージがあるんですよ。だから、ようやくここまで来られたなって、自分達の中ではまた1つの通過点に差し掛かったなって気持ちなんですよね」
P-CHO「確かに」
GS「あと、今までシングルというサイズでの表現をしたことがなかったので、今回は10曲以上の候補曲を作って臨んだんですよ」
KAZUKI「結構ありましたよね」
GS「その中からどれをチョイスするかと。タイミングとか、時期とか、自分達が今表現したいものであったりを考えてこのシングルに詰めるとなると、(選ぶのは)やはり難しかったです。そもそも、どれも気に入っている曲なので。でもそういうことも含めて、この1stシングルではいい経験をさせてもらったので、これに味を占めて…(スタッフに向かって)また出せたらいいなぁ」
──(一同笑)。
GS「アルバムだと年に1枚とかですけど、シングルだともう少し世の中にアプローチできるじゃないですか。そのとき表現したいものを、アルバムまで待たずに聴いてもらえる機会が作れるというか」
──それが今回の『SAY YEAH!!』でもあると。
KUBO-C「まさに!」
SWAY「去年の8月、(配信限定の)『INFINITY』で初めてDOBERMAN INFINITYというものを世の中に知ってもらうキッカケをいただいたわけなんですが、1本1本に力を注いでライブをやっていく中で、その『INFINITY』と『99』(※『#PRLG』収録)という楽曲が自分達の中での大きな武器になったんです。去年の夏のフェスは、そこでお客さんと1つになれる時間が多かった。そして今回も季節は夏ということで、夏にピッタリな、そして『99』の次を受け継ぐようなパワーのあるサマーチューンを作りたかったんです。それでカップリングを含めたこの4曲を仕上げたんですけど、今の自分達にとっても一番フレッシュなものをということで、『SAY YEAH!!』をタイトル曲にしました。ライブで一緒になれる部分も多いですからね。まさに『SAY YEAH!!』になりたいなと」
──とことん盛り上がれますからね。
SWAY「“夏”とか“YEAH”っていう分かりやすいワード以外にも、しっかりメッセージは込めていて。やっぱり僕らはヒップホップ集団なので、自分達でリリックも書きますから、しっかり韻の部分も夏で踏んでいます」
──余談ですが、ちょっとだけ似たタイトルの曲がありましたよね…?
KAZUKI「あ、それは『Yeah!!』(※『#PRLG』収録)ですね(笑)」
SWAY「実は、『Yeah!!』シリーズを作りたいねって言ってて」
KUBO-C「そう! その話からのこれなんですよ」
SWAY「やっぱり分かりやすいものを提示していきたいというのは常にあって。だからもう、惜しみなく入れました。“Yeah!!”でいいじゃん! って」
P-CHO「そういうことなんです」
SWAY「ま、“SAY”が付いちゃいましたけどね(笑)」
GS「ライブで、『Yeah!!』のあとに『SAY YEAH!!』をやってもいいんじゃないかとか言ってたんですよ。もともとライブはすごくイメージして作っているので」
──その流れ、さらに盛り上がれますね!
SWAY「自分達で曲を書ける分、色々ストーリー性というかね。曲を通して、アルバムを通して、さらに言うとその1つ1つを通してどこか必ず繋がりがあるようなことも、どんどんやっていきたいなって気持ちなんです」
──ひょっとして今回の歌い出しも?
SWAY「はい。一発目に来るラインの“序章はTime is up”は、完全に『#PRLG』のことにも繋がっていて」
P-CHO「歌詞カードとか見ると色々気付くかもしれないですよ」