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高橋みなみ×横山由依×武藤十夢×加藤玲奈×向井地美音
11月18日にリリースされるAKB48のアルバム『0と1の間』は、AKB48の10年の歴史を網羅したオールタイムベストアルバム。大ヒットシングル曲はもちろん、3形態合わせると新曲も12曲収録! 過去と現在、そして未来へ向かうAKB48の姿が詰まった作品になっている。
Photo:外山 繁 Text:髙橋栄理子

──10周年のベストアルバムがリリースされるというのは、どんな気持ちですか?



高橋みなみ(以下、高橋)「これまでに6枚アルバムを出させていただいてるんですけど、やっぱり10年の集大成のベスト盤となると気持ちが違いますね。今までのシングルや新曲が全部入っているので、AKB48の歴史をこれで感じてもらえれば、と思います」

加藤玲奈(以下、加藤)「私はAKB48に入って6年目になるので、10周年という記念すべきアルバムに自分の歌っている曲も入れていただけているのは、すごく嬉しいですね。たくさんの方に聴いていただいて、こういう曲あったなとか、これ、加藤玲奈が入ってるんだなとかって改めて発見してもらえれば、と思っています」

向井地美音(以下、向井地)「こんなにシングル曲が全部入っているアルバムって、あまりないと思うんです。だから、AKB48をずっと知ってくださっている方にも、最近知ったよっていう方にも、AKB48の歴史を知っていただけると思います」

武藤十夢(以下、武藤)「私はAKB48に入って5年目なので、約半分在籍しているんですが、さっき玲奈さんが言っていたように、自分の声が入っているっていうのがすごく嬉しいですね。それにAKB48の曲は、とても歌詞がいいので、これを機に改めて色んな曲を聴いて、自分のお気に入りの1曲を見つけていただければ、と思います」

横山由依(以下、横山)「AKB48の10年がぎっしり詰まっているんですが、AKB48は人数が多い分、メンバー1人1人にも歴史があるんです。だから、この子はここから参加しているんだ、っていうのをクレジットで確かめてもらえると思うんです。そういう意味でも、自分で言うのは恥ずかしいんですけど(笑)、“最強ベスト”と言っても過言ではないんじゃないかな、って思います」

──本当にたくさんあるので難しいとは思いますが、皆さん1人1人にとっての思い出のシングル曲を挙げていただけますか?

高橋「『GIVE ME FIVE!』ですね。楽器を演奏したな、っていう(笑)」

横山「そういえばやってましたね(笑)」

高橋「実は、知らない間にダンスバージョンっていうものができ上がったので、気付いたら演奏はしなくなっていたんです(笑)。でも、あの時はシングルが発売される3か月くらい前に突然“やるぞ!”って言われて楽器を割り当てられて。例えば、ゆきりん(柏木由紀)はドラム担当になって、“レベル高い! 大変だ!”って練習しているのに、ともちん(板野友美)やマリコさん(篠田麻里子)はマラカスっていう(笑)。何だ、この格差! って思いつつ(笑)、発売に向けて必死に練習していた記憶がありますね。活動というか、吹奏楽部みたいな気持ちになっていて。みんなでスタジオに集まって、一生懸命に練習していたあの瞬間は、ちょっとした青春でした」

横山「確かに、今思うと青春でしたね(笑)」

加藤「私は『Beginner』を劇場でやった時、踊れなさすぎて“ステージから降りろ”って言われたのをすごく覚えてます」

高橋「えっ、マジで!?」

横山「『Beginner』の頃はみんな言われていたよね」

加藤「はい。その中でも私はめっちゃ踊れなかったので。そういうツラい思い出の曲ですね」

向井地「私は、やっぱり初選抜の『希望的リフレイン』です。この曲の選抜に入れていただいたのをキッカケに、すごく色んなことに挑戦させてもらったっていうのもありますから。もう1曲選ぶなら、私がAKB48を知った『桜の木になろう』。オチサビの前田(敦子)さんのソロパートが本当に好きで。この曲が発売された当時は、ずっと聴いていた思い出がありますね」

※続きは月刊Songs12月号をご覧ください。

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