http://www.sonymusic.co.jp/artist/nicolefujita/
ティーンの女子たちに絶大な人気を誇るモデル“にこるん”こと藤田ニコルが歌手デビュー! 自身の恋愛経験を包み隠さずファンに伝える気取らないキャラクターのにこるんらしく、デビュー曲『Bye Bye』は、自分の経験からくるリアルな言葉をいっぱい並べた恋愛ソング。恋愛応援歌ともいえるこの曲を聴いて、女子たちよ、素敵な恋をたくさんしちゃおう!
Photo:竹中圭樹(D-CORD) Text:須田真希子

──歌手デビューおめでとうございます! デビューの話を聞いた時の感想は?



「最初は“大丈夫かな?”っていう気持ちしかなかったんですけど、日にちが経っていくうちに楽しみになってきました。今まではモデルとテレビのお仕事だけだったし、2016年は新しいジャンルに挑戦したいなって思っていたので。ちょうどピッタリな感じでした!」

──音楽はよく聴くほうですか?

「撮影中はもちろん、家にいる時もよく聴きますよ。テンションがちょっと低い時は、加藤ミリヤさんの曲を聴いて心を落ち着けたり、西野カナさんの曲で気分をアゲていったり。めっちゃアゲたい時はBIGBANGを聴いたりとか。テンションによって聴く曲を分けてるけど、わりと何でも聴くほうです」

──自分が歌う曲はどんなタイプがいいと思っていました?

「ウチのファンは恋愛真っ最中の女子中高生が多いから、恋愛の曲をやりたいな~って思ってました」

──デビュー曲の『Bye Bye』は、まさに、にこるんの希望通りの恋愛ソング。歌詞はにこるんと作詞家さんの共作ですが、にこるんならではの言葉が詰まっているのはどのあたり?



「作詞家さんが書いてくれた歌詞を読んで、自分の意見を伝えながら歌詞にある言葉をちょっとずつ変えていきました。例えば、“夜中3時”っていう歌詞は、もともとは“夜中2時”だったんですよ。2時はまだまだ起きていられる時間だけど、3時って(相手からの連絡を)待っていられるボーダーラインだと思うんですよね。でも、まだ朝じゃないし、ウチなら3時まで待てる。4時となると、もうほとんど朝だし、待つにはちょっと遅いかなって」

──そういう細かい部分の描写がリアルだから、聴いている人たちの共感を呼びそうですね。“それ、あるある!”って。他に、にこるんならではの言葉はありますか?

「“色素なきゃ意味ない”っていうところは、ウチ自身ピンク色のメイクが好きだし、色素がないと何も始まらないからそういうふうにしました。あと、“うさぎすぎる私”っていうのは、恋愛している自分がうさぎ系女子だから」

──うさぎ系女子って?

「うさぎって、寂しいと死んじゃうっていうじゃないですか。それと一緒です。ウチも寂しいと死んじゃうので(笑)」

──タイトルの『Bye Bye』は? 最初は何に対してのバイバイなんだろうって思ったんですけど、曲を聴いてみると、なかなか深い意味があるんだなって思いました。

「色んな状況に当てはめられる“バイバイ”ですよね。でもやっぱりウチの場合、恋愛にこの言葉を当てはめたいかなぁ。恋愛しちゃうと、違うと思ってもすぐにバイバイできないタイプなんですよ。だから背中を押してくれるような応援ソングがあったほうが、早く次の恋に進めるんじゃないかなって」

※続きは月刊Songs2016年9月号をご覧ください。

X Close

Topページを開く