ZYUN. *撮り下ろし2ページ |
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──デビューから約2か月経ったわけですが(※取材時)、この期間はどんなことを感じてきましたか?
「僕は、色んな人からメジャーもインディーも変わらない時代だって聞いてたんだけど、そんなことはないんだなって痛感した2か月でした。音楽は誰だってできるし、それが路上であっても鼻歌であっても音楽は音楽なわけで、だから僕は音楽が好きなんだけど、このメジャーのシーンというものはこんなにも反響があるものなのかと。数分のテレビ、1ページとかの記事で取り上げられることによって、SNSのフォロワーが1日で何千人と増えたんです。もちろんそれはたくさんのスタッフさんが頑張って仕事をしてくださったからだし、その数だけでどうこうってことじゃない。だけど、デビュー後初のワンマンでは半分以上の人が“初めてZYUN.を知りました”って人だったことからも、僕の歌とか僕の考えがすごい勢いで色んな人に届いたんだなぁって、本当に驚いたんです」
──可能性を感じた2か月でもあった、と。
「プレッシャーが、100倍にも1000倍にもなった2か月かな(笑)」
──本音を言うと(笑)。
「でも、あのワンマンをやれたことで変わったんですよね。デビュー前からプレッシャーしかなくて、メジャーでやるからにはとにかく“頑張らないと”ってところから始まってたけど、それが“頑張りたい”に変わったんです」
──というと?
「僕は歌うことが使命だと思ってこの場に立たせてもらっていて、何があってもブレずに、自分の音楽を、自分の生き方を、恥じずに貫いて生き抜くってことが“ZYUN.”の在り方だと思ってるんですね。それを見せることで、世界中から独りぼっちが消えていくんじゃないかって本当に信じてる。そしてZYUN.の音楽に触れることで心の換気ができたり、生きることが少しラクになってもらえればって思ってるんです。そこは変わらない。でも、もっとできることがあるんじゃないか、やらなきゃいけないことがあるんじゃないかって思えるようになったんです」
──視野が広がったような?
「そう。だから頑張りたいって。あと、これはメジャー・デビューしてずっと言ってることだけど、変わらないものを証明するためには、変わっていかなきゃいけないんですよね。この世界で生き抜くためには、そしてここでトップを獲るためには、変わっていかないといけない。変わらないものを守るために、僕はこれからもどんどん変わっていくんだってことも、この2か月で思ったことなんです。もちろんいい意味でですけど、変わっていく中で変わらないもの(歌だとか気持ちだとか歌詞だとか、ファンに対してとか)が光るとゆーか。。とにかく僕は愛するファンに恩返しをしたいから頑張ります」