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2015年から小松未歩の『謎』、ZARDの『運命のルーレット廻して』といった話題作のカバーを発表してきたLa PomPonが、両A面となる5thシングルではMi-Keのヒット曲『想い出の九十九里浜』をカバー。キュートなオリジナル曲『恋のB・G・M ~イマハ、カタオモイ~』と共に、ちょっとレトロなサマーチューンを届けてくれた。
Photo:小澤正朗 Text:山田邦子

──今回のシングルは両A面ですね。



KAREN「はい。まず『想い出の九十九里浜』は、Mi-Keさんのカバー曲です。ちょっとレトロな感じなので、ファンの方からはまた新しいLa PomPonが見れたっていう感想をいただいてます」

YUKINO「逆に、原曲を知ってる方達からは“懐かしい”っていう声もあったりして」

──Mi-Keさんは1991年のリリースですから、皆さんはまだ生まれてなかった頃のヒット曲ですよね。

MISAKI「でも、サビの部分とかは聴いたことがありました」

HINA「私は今回初めて知ったんですけど、すごく新鮮だなと思いました。これまでいくつかカバーをさせてもらってますが、この曲の歌詞とかメロディーの雰囲気ってまた違うんですよね」

RIMA「私も知らなかったんだけど、最初にMi-Keさんのダンスを見て、特徴的で面白いなと思いました」

KIRI「前奏とか間奏で、3人バラバラの振付なんですよ。それを私達も取り入れていて」

KAREN「今回は当時Mi-Keさんの振付をされた先生が、私達バージョンを作ってくださったんです。サビとか、特徴的な部分はオリジナルを残しながら」

──Mi-Keさんのバージョンと見比べても面白いかもしれませんね。MVは、実際に九十九里浜で撮影してきたとか。

KAREN「そうなんです。撮影で初めてドローンを使ったんですよ。このレトロな曲を最新の機材で撮るっていう、その融合が面白いなと思いました」

HINA「仕上がりがすっごいよね」

RIMA「迫力もありました」

──この曲、歌ってみてどうでした?



MISAKI「今回はAメロで3:3に分かれていて、サビは全員でハモって歌ってるんですね。6人で作るハーモニーっていうのがすっごい新鮮でした」

KAREN「今までは、サビをハモるといっても1:5とか、2:4だったんですけど、今回みたいにがっつりハーモニーで聴かせるのはLa PomPonにとっても新鮮だったし、挑戦でもありましたね」

YUKINO「逆にユニゾンの部分も多いので、いつものレコーディングより細かい部分を1人1人がしっかりやっていきました」

KIRI「音程だけじゃなく、アクセントとかタイミングも大事になってくるから、レッスンでもそういうところを意識していました。イベントの本番前もみんなで気持ちを合わせながら確認したりして」

KAREN「ハーモニーは気持ちをひとつにしないとね」

──間違いないです。でもライブとなると、振付もあるから大変ですね。

YUKINO「私は、レコーディングの時よりもアクセントを強めに歌うことを心掛けてますね。そのほうがインパクトもあるし、ライブ感が出て伝わりやすくなると思うので。逆に、レコーディングの時はナチュラルに、シンプルに歌うようにしました」

※続きは月刊Songs2016年9月号をご覧ください。

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