セレイナ・アン *撮り下ろし4ページ |
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──セレイナさんのことは、『ZIP!』でいつも拝見しています。そもそも、どういうキッカケで音楽を始めたんですか?
「小さい時から歌うことが大好きだったので、自然とミュージシャンになることは夢見ていたような気がします。でも、本格的に音楽活動を始めたのは大学生になってから。YouTubeに洋楽のカバー動画をアップすることからスタートさせて、その後、今の事務所に入り、2015年にはミニ・アルバム『We Are One』をリリースしました」
──子どもの頃からミュージシャンを夢見ていたというのは、家庭環境も影響していますか?
「そうですね。父が若い時ギタリストだったこともあって、常に家には音楽が流れていたので、その影響はあると思います。作詞も断片的には中学生から始めていたんですけど、1曲を最初から最後まで作るということをしたのは、大学生になってからですね。曲作りはすごく楽しいし、いつも曲を作ることを考えています。多くの人に自分が思っていることを自分の言葉で素直に伝えたいんです」
──そうやってアーティストとしてスタートを切った中で『ZIP!』への出演も決まったわけですが、出演することになった時は、どんな気持ちでしたか?
「すごく嬉しかったです。旅をするというのも初めてだし、動物と接するのも初めてだったんです。だから、ワクワクでいっぱいではあったんですけど、それまでワンちゃんを飼ったことがなかったので、今、相棒として一緒に旅をしている“そら”とも最初はどう接したらいいか分からなかったんです。カワイイし、大好きではあったんですけど、そらが安心してくれるにはどうしたらいいんだろう? って考えて。でも今となっては、そらとの旅は素晴らしい経験になっていますね」
──そらちゃん、ふわふわでとってもカワイイですよね。
「涙が出るくらい超カワイイです! そらは力が強いので、最初は私のことを引きずる感じでリードを引っ張っていたんですね(笑)。でも、今では横に寄り添ってギュッと近づいてくれる。そういうことをされるたびに嬉しくて泣きそうになるんですよ」
──徐々に仲良くなっていったんですね。
「そうです。毎日一緒に過ごすうちに、そらも私のことを信頼してくれるようになってきたし、私もそらに対してカワイイっていうレベルの感情ではなくて、親友みたいに思えるようになってきましたね」
──そのそらちゃんと一緒の“あおぞらキャラバン”では、様々な地域の方とも触れ合いますよね。それに抵抗はなかったですか? 最初はちょっと照れちゃったとか。
「私、もともと人見知りするタイプじゃないんですよ。人と話すのが大好きだから、フレンドリーに接することができてるんじゃないかと思います。それに本当に色んな方がいらっしゃるんですけど、皆さん一緒なのが、そらと私に会うと笑顔で帰っていかれるので、その笑顔を見ると私も幸せを感じます。幸せの相乗効果が起きている気がして、それが嬉しいです」
──じゃあ、“あおぞらキャラバン”の中で得ているものは大きいんですね。
「はい。今回の『青い空と私』も、旅している中で感じたことをストレートに言葉にしました。“あおぞらキャラバン”をやらせていただけているおかげで、これまで生きてきた中でも一番濃い1年を過ごしています」