http://t-second.jp/

現在、初の単独アリーナツアーを開催しているEXILE THE SECONDからニュー・シングル『SUPER FLY』、そして待望の本格始動後初のフル・アルバム『BORN TO BE WILD』が届けられた。1980年代以降のヒップホップ、R&Bを軸にしながら、ファンク、ディスコ、エレクトロなどの要素を取り入れたトラック、メンバー自身の生き様が強く刻まれたリリックからは、このグループの濃密な魅力がしっかりと感じられるはずだ。
Photo:秋倉康介 Text:森 朋之

──まずは現在開催中のアリーナツアー「EXILE THE SECOND LIVE TOUR 2016-2017 “WILD WILD WARRIORS”」について聞かせてください。ツアーは4月まで続きますが、ここまでの手応えはどうですか?



橘ケンチ(以下、ケンチ)「初めてのアリーナツアーということで、ファンの皆さんも色々な期待を抱いてくれていて、僕らもフタを開けてみるまで分からない部分が多かったんですが、初日の新潟のライブがすごく盛り上がったことで、“これで大丈夫だ”という確信を持てました。回を重ねるごとにブラッシュアップされていますし、“自分達にはこういうステージングがフィットするんだな”ということも肌感覚で理解できています」



EXILE TETSUYA(以下、TETSUYA)「本格始動、そしてシングル3部作のリリース(『YEAH!! YEAH!! YEAH!!』『Shut up!! Shut up!! Shut up!!』『WILD WILDWILD』)、AKIRA加入までの速度は目まぐるしいものでした。でも、その勢いのままツアーに入れたのはすごく良かったと思います。このツアーをしっかりやり遂げて、その先の新しい可能性に挑戦していきたいという気持ちも強くなりました」



EXILE NESMITH(以下、NESMITH)「EXILE、EXILE TRIBEでも素晴らしい経験をさせていただいてきましたが、また違う光景や歓声と出合えています。悲鳴に近いような声援が沸き上がるシーンもあって、アリーナという会場は一体感が生まれやすい場所なんだということも再確認できました。さらに、もっと大きな会場でライブをやるイメージも掴めました」



黒木啓司(以下、啓司)「今まで日本になかったエンターテインメントに挑戦できていると思いますし、手応えもすごく感じています。二代目J Soul Brothersでの活動を経てEXILEに加入し、10年経った今実現したアリーナツアーで、確かな自信を手にしたというか。バンドメンバーもスペシャルな方々ばかりで、音楽のパワーで圧倒させられる場面も多いですし、2人(NESMITH、SHOKICHI)の歌声もすごくマッチしているので、ボーカル2人にも感謝しています。メンバーの絆もどんどん強くなっていますね。色々な経験を積み重ねてきた、今だからこそ、こういう活動ができるんだと思います」



EXILE AKIRA(以下、AKIRA)「EXILE THE SECONDって、この世界に入った時の気持ち、初心を思い出させてくれるグループなんです。EXILEに憧れてこの世界に入って10年間、本当に色々な経験をさせてもらって、成長できている部分もあると思うんですけど、最初の頃のトキメキだったり、なぜパフォーマーとしての使命を与えてもらえたのかという本質を忘れがちだったりすることもあって…。EXILE THE SECONDはすごくアグレッシブだし、10年前、EXILEのメンバーとして走り出した時の思いが蘇ってくる。さらに新しいステージに挑戦することで、新しい道を切り開こうとしているわけだから、めちゃくちゃ楽しいし、ワクワクが止まらないです」



EXILE SHOKICHI(以下、SHOKICHI)「AKIRAさんが加入してくださったことで確実にスケールアップできましたし、今のツアーによって、EXILE THE SECONDの結束力が何倍にも強くなっています。これから向かう先の道も見えてきたので、最高のツアーになっていると思います」

──ニュー・シングル『SUPER FLY』も既にライブで披露されていますね。

SHOKICHI「ファンの皆さんにとっては初めて聴く曲になるんですけど、すごく盛り上がってくれていて。リリースしたあとはもっとたくさんの方に楽しんでほしいですね」

──80'sのディスコ、ヒップホップのテイストも、この曲の魅力だと思います。今の世界的な音楽の流れも入っているし、EXILE THE SECONDの個性もしっかり体現されていて。


※続きは月刊Songs2017年3月号をご覧ください。

ページを閉じる

Topページを開く