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2017年の幕開けと共に、さくらしめじの新たな挑戦の1年がスタート! この春、3月3日には初のアーティストブック、同月22日に1stミニアルバムの発売、そして4月23日にはTOKYO DOME CITY HALLにて「さくらしめじ春のワンマンライブ『春しめじのeat shun』」の開催を控えるなど、すでに全力疾走で躍動中。しかも3月で中学を卒業し、“高校生フォークデュオ”になる田中雅功と髙田彪我。新しい季節にキラキラ目を輝かせる2人が、今月号では昨年末の振り返りと今年への抱負、そしてリリースを待ちきれないアーティストブック&ミニアルバムの感触を少〜し語ってくれました。さくらしめじ、今年も元気はつらつ、菌をまき散らします!
Photo:高橋しのの Text:恒川めぐみ

──まずは昨年末におこなったファンイベント『きのこりあんの集いVol.1』の感想を。いかがでしたか?



田中雅功(以下、雅功)「1部と2部で、それぞれコーナーを変えておこなったのですが、僕らと一緒にお客さんも参加できるコーナーがたくさんあったので、よりファンの方と楽しめた感じがして嬉しかったですよね!」

髙田彪我(以下、彪我)「今まで僕たちがやってきたワンマンライブとかとはまた違う、よりお客さんと一緒に楽しめる時間が長いイベントでした。あと、リクエスト曲を募って演奏するのも『きのこりあんの集い』の醍醐味でしたね!」

雅功「その場にならないと何を演奏するかわからなかったので…緊張しましたねぇ(笑)。どんな曲がきてもいいように、さくらしめじの曲を全部おさらいして準備していたので、またいい経験になりました。あまりライブで演奏してこなかった曲も、2人で“ここのコード、どうだったっけ?”って確かめ合ったりして」

彪我「全曲をまとめておさらいすることもそうないので、いい機会になりましたね(笑)。今年もまたやりたいな」

──その後、それぞれどんな年末年始を過ごしました?

雅功「お! どうやって過ごされていましたか?」

彪我「僕は毎年、年末年始に福袋を買っていたんですよ。雑貨屋さんとかの。当然、今年も買おうと思って、良さそうなのを見つけたので、一緒にいた母に“どう?”って聞いてみたら…福袋なんていらないよ、ってあっさり。断られたのが悔いに残って仕方がないです(涙)。今年は買わずに年が明けてしまいました」

雅功「切ないねぇ…」

彪我「でも、お正月で嬉しかったことといえば、おばあちゃんの家に行ったときにもらったお年玉(笑)」

雅功「いいですね。それで何を買う予定ですか?」

彪我「僕は何年か分のお年玉を貯めて、2本目のギターを買いたいです!」

雅功「僕もお年玉もらいましたよ!」

彪我「お~! 何を買いたいですか?」

雅功「ギターに決まってるじゃないですかぁ。でも、最近CDもどんどん集めたくなってきて。今まで聴いてこなかったような、また違ったテイストの音楽もたくさん聴いて、ライブにも行きたいなと思っているので…今年のお年玉だけじゃ足りないですね(笑)。あと、お正月は近所に初日の出を見に行きました!」

彪我「いいですね〜。何をお願いしたんですか?」

雅功「今年も1年間、さくらしめじにとっていい年になりますように、って」

──この春は2人とも、いよいよ高校生ですね! どんな1年を送るんだろう。

雅功「今までは言動が子どもっぽいところもたくさんあったと思いますけど、個人で成長してちょっと大人なさくらしめじも見せたいですね! でも自分たちのまったりとした空気感やペースは大事にしながら、どんどん前に進んでいきたいです」

彪我「どういうところで大人っぽくなれるんですかね?」

雅功「言われてみると難しいけど、大人に近づくにつれて、いろいろな事に対する感じ方もちょっと変わってくる気がするんですよね。物事を広い視野で見ることができたり。そういう感性を曲に込めて歌えたらいいなぁ」


※続きは月刊Songs2017年3月号をご覧ください。

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