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これまでも様々な切り口で日本の名曲をカバーしてきたMs.OOJA。今回リリースされる『Ms.OOJAの、いちばん泣けるドリカム』は、吉田美和・中村正人両氏公認、DREAMS COME TRUEの“泣ける名曲”のみで構成されたリスペクト・カバー・アルバムだ。歌手を目指すキッカケとなった『三日月』など、Ms.OOJAの声と素晴らしいアレンジで届けられる新たなドリカム。自身の成長にも大きく繋がったと語る本作について聞いた。
Text:山田邦子

──DREAMS COME TRUE(以下、ドリカム)の曲を歌うリスペクト・カバー・アルバムということですが、吉田美和さん、中村正人さん公認ということだそうですね。

「はい。小学生の頃から大好きで聴いていた人達のカバー・アルバムを、ご本人達の監修のもとで作れる日が来るなんて。いやぁ、すごいですよね(笑)」

──ものすごいことだと思います(笑)。このアルバムを作ることになった経緯を聞かせてもらえますか?

「ドリカムはもともと好きだったんですけど、高校生の時にカラオケで『三日月』を歌ったら、一緒に行った友達が泣いてたんですよ。それにすごい衝撃を受けたんです。その頃はまだ“歌で泣く”みたいな感覚が分からなかったから、まさか自分の歌で人の心が動くなんてって。その出来事がキッカケで、私は歌手を目指すようになったんです。その後Ms.OOJAとしてデビューし、去年の夏に、大阪万博記念公園で行なわれたドリフェス(「私だけのドリカム THE LIVE」)で『三日月』を歌ったんですけど、それをステージの袖で見てたマサさん(中村正人)が絶賛してくださって。もう私、涙が止まらなかったんですけど(笑)、そのライヴでの手応えみたいなところから、“ドリカムでカバー・アルバムを作るのはどうだろう”っていう話がスタッフから持ち上がったんです」

※続きは月刊Songs2017年5月号をご覧ください。

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