http://avex.jp/lol/
hibiki×honoka×moca
4月19日にリリースされるlolのニュー・シングルは、“恋”をテーマにしたダブルA面。女子メインの『boyfriend』と、男子メインの『girlfriend』という、男女混合ユニットならではの構成になっている。今回はこのシングルについて、女子メンバー3人にインタビュー。シングルのテーマである“恋”の話も聞いてみた。
Photo:松井伴実 Text:髙橋栄理子

──今回のシングルは“恋”をテーマにしたダブルA面。それぞれが女子目線、男子目線の楽曲になっていますけど、女子メンバーがメインの『boyfriend』は、恋のワクワクやドキドキが詰まったポップでキラキラした作品ですよね。まず最初に、この曲を聴いた時の印象を教えてもらえますか?



honoka「私はこの曲を初めて聴いた時、すごく耳に残りやすい曲だなって思ったんですよ。一回だけしか聴かなかったのに、1週間後も覚えていたので。だからリスナーの人にとっても、そうなったら嬉しいですね」



hibiki「それに、これだけポップな曲がシングル曲になるのって、lolとしては初めてなんですよ。今までは、わりとカッコいい系の曲が多かったので。あ、新しい! と思って、すごく新鮮に感じました」



moca「しかも、歌詞の中には胸がキュンキュンするようなフレーズがたくさんあるので、レコーディングが楽しみで。どうやって歌おうかなって考えてました」

──実際のレコーディングはどうでしたか? こだわった部分とかあります?

hibiki「やっぱり一番意識したのは、カワイく歌うことですね。でも、自分で意識する以上にディレクターさんから“もっとカワイく!”とか、“恋してるんだよ! 胸がキュンキュンしてるんだよ!”ってすごく言われて。それに対して、分かんない〜って思ったので(笑)、最初はかなり苦戦しました」

──キュンキュンを声で表現するのに(笑)。

hibiki「はい(笑)。それで、mocaはカワイく歌うのがすごくうまいので、mocaのを聴いて勉強しました」

moca「嬉しい! いつの間に(笑)? でも、私も苦戦するところは苦戦したんですよ。例えば“l.o.v.e.”っていうフレーズは、“もっとカワイく!”って言われて何回も録り直して。ディレクターさんから“恋する女の子をもっとイメージして!”って言われたんですけど、それが難しかったです」

honoka「確かに恋する気持ちを声で表現するのって、難しいなって思いました。私の場合もともと声が低いので、その時点でまずハンデがある(笑)。だからめちゃくちゃ頑張りました。それと、mocaが言った“l.o.v.e.”のところも、歌っていてどうしても“エロビー”って聴こえちゃうんですね(笑)。ちゃんと“l.o.v.e.”に聴こえるまで何回も録り直したので、簡単そうなところに意外とつまずいた感じです」



──でも、結果的にはすごくキュートさが出た仕上がりになったと思いますよ。そこに男子のラップが入ってくることによって、1曲の中で男女の掛け合いっぽい感じが出るのもいいですよね。

hibiki「そうですね。女子がカワイく歌っているからこそ、そこに男子のラップが入ることでガラッと雰囲気が変わるし、男子と女子、お互いのパートも映える気がします。女子がメインの曲でも、その中に少し男子の気持ちを入れることができるのは男女混合(ユニット)ならではなので、そこがいいなって思いました」

──男女両方の気持ちを表現することによって、よりラブソング感が際立ちますよね。しかも『boyfriend』と『girlfriend』のどちらにも共通する部分があるっていう仕掛けも面白いですし。

hibiki「私達も最初にそれが分かった時は感動しました。男子目線と女子目線で全然別の曲だと思っていたので。だから、ディレクターさんに“ここを一緒にしたんだよね”って言われた時は、うわっ、すごい! ってなりましたし、歌っていても、その部分は意識します。それだけに、聴いてくれる人にもそれを分かってもらえると嬉しいですね」


※続きは月刊Songs2017年5月号をご覧ください。

ページを閉じる

Topページを開く