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福岡県出身、19歳のシンガーソングライター井上実優。昨年7月、人生初ライブとなった日本武道館で1万人のオーディエンスを魅了した彼女が、いよいよシングル『Boogie Back』でデビューを果たす。表題曲は、現在放送中の大人気アニメ『ドラゴンボール超』(フジテレビ系)のエンディングテーマでもオンエアされているので、その声を耳にした方も多いのではないだろうか。アッパーなダンスチューンから壮大なバラードまで、圧倒的な歌唱力と表現力で歌いこなす彼女から目が離せない。
Text:山田邦子

──4月19日にいよいよデビューするわけですが、今どんな気持ちですか?

「いち早く曲を聴いてくださった方やMVを見てくださった方から、たくさんの反響をいただけてることが嬉しくて。井上実優の持っている色々な面を感じてもらえるような、とてもぜいたくでゴージャスなデビュー作になったと思います」

──表題曲の『Boogie Back』は、アニメ『ドラゴンボール超』のエンディングテーマとしてもオンエアされていますね。

「そうです。私、子どもの頃から本当に『ドラゴンボール』が大好きだったので、とても嬉しいです。最初はただの泣き虫でビビリだったのに、覚醒したことによって誰よりも強くなっていく孫 悟飯が大好き。また、どのシリーズの主題歌もエンディングテーマも素晴らしかったので、そこに自分の曲も加わるのかと思うと光栄すぎて大興奮でした。『Boogie Back』は、ぱっと聴いた曲の印象から、結構強気な女性というイメージを持たれるかもしれないですが、私としては、すごく内気でいつも下を向いて歩いているような地味な女の子が主人公なのです。切なくて、叶わない片思いをしている恋の曲。ただノリがいいだけの曲ではないので、歌詞にも注目してもらいたいですね」

──この曲のパフォーマンスでは、ダンスにも挑戦されてますね。

「もともとダンスはやりたいなと思っていましたが、本格的にレッスンを受けたのは初めてで。この『Boogie Back』やカップリングの『Slave』のようなアップテンポでカッコいい曲は、やはりダンサーさんがいて振付があってというイメージがあったので、今回挑戦してみました。逆に『I will be your love』のようなバラードであっても、指先の動きにまで神経を使うとこんなにも伝わり方が違うのかと、そういうことも学びました。私はクリスティーナ・アギレラが大好きで憧れていて、自分も、彼女のように体でも表現しながら歌っていきたいなと思っています」

※続きは月刊Songs2017年5月号をご覧ください。

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