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中田花名×斉藤優里
乃木坂46が5月24日に待望の3rdアルバム『生まれてから初めて見た夢』をリリースする。『裸足でSummer』以降のシングル曲を中心に、シングルのカップリング曲や新曲など、それはそれは盛りだくさんな内容の作品が完成。今回はこのアルバムについて、中田花奈と斉藤優里に語ってもらった。
Photo:松井伴実 Text:髙橋栄理子

──2人は1枚目のアルバム『透明な色』から参加している1期生ですよね。乃木坂46も歴史を重ねてきたなっていう感じがすると思いますが…。



中田花奈(以下、中田)「はい。ついこの間、2枚目のアルバムを出したような気がしていたので、こんなにコンスタントにリリースさせていただけるのが嬉しいです。今回のアルバムには最近のシングル曲も入っていますけど、カップリング曲や新曲もたくさん収録されているので、きっと初めて聴く曲も多いはず。だから、楽しみにしていてほしいですね」

──そんなアルバムの中で2人が参加しているのは全部で8曲。その中でも最新シングル『インフルエンサー』は想い入れが強いのでは?

中田「私は3年半振りの選抜だったので、本当に感慨深くて、すごく強い想いで臨みました。しかもダンスナンバーだったので、MV撮影の時は、気合いを入れてダンスもめっちゃ練習したんです」

斉藤優里(以下、斉藤)「MVでは自分の歌割りの部分と一緒に、ダンスシーンも使われるんですよ。でも、花奈ちゃんはダンスがうまいから、自分のパート以外のダンスシーンにも映っているよね」

中田「そう。2コーラス目のサビ前に壁を使ったダンスがあるんですけど、そこのメンバーに選んでいただけたのが嬉しかったです」

斉藤「あそこのシーンは、ダンスがうまいメンバーが集まっていて、その中の1人が花奈ちゃんなんです」

中田「頑張って練習したかいがありましたね。自分で見ると、めちゃめちゃ張り切っているので、ちょっと面白いんですけど(笑)、ファンの方もすごく褒めてくださるんですよ。だから、良かったなって思ってます」

斉藤「私は逆にダンスがそんなに得意じゃないんですよ(苦笑)。だから、最初に振付のビデオが送られてきた時は、あまりの難しさに、これ私、大丈夫か? って思いました(笑)。でも、久し振りの選抜だし、私が足を引っ張って、みんなに迷惑をかけるわけにいかない。それで事前に家で何度も何度もビデオを見て、できるだけ振付を入れておいたんですね。そしたら、そこまでみんなに遅れることなくできたので良かったです」

──クール系の『インフルエンサー』に対して、軽快で楽しいのが『シークレットグラフィティー』。夏っぽいし、クラップとかも入っているので、ライブで盛り上がりそうですね。

中田「これはアンダー曲なんですけど、アンダー曲って結構暗かったり重たい感じの曲が多いんですよ(笑)。でも、アンダーライブとかもあるから盛り上がる曲がほしいよねって言っていた時、この曲をいただいたので嬉しかったです。それにこの曲は樋口日奈がセンターなんですけど、すごくちま(樋口)に似合ってる。曲調が、ちょっと昔のポップスを思い出すような感じなんですけど、ちまは古き良き雰囲気がある子ですから」

斉藤「実際アンダーライブをやる中でも、この曲がメインになっていく感じだったんですよ。それで、ちまがファンの人にライブでこう言ってほしいっていう案を出してきたので、みんなに覚えてもらいやすいように、まりか(伊藤万理華)とさゆにゃん(井上小百合)とちまが合いの手を入れている動画をSNSにアップしたんです。そしたらライブの時、ファンの方たちがめちゃくちゃキレイに覚えてきてくれましたし、今でも、この曲が流れるとやってくれるのでありがたいですね」

中田「すっかり定着した感じだよね」


※続きは月刊Songs2017年6月号をご覧ください。

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