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黒木啓司×EXILE NESMITH×EXILE AKIRA
EXILE THE SECONDからニュー・シングル『Route 66』が到着! 10月28日からスタートする全国ツアー「EXILE THE SECOND LIVE TOUR 2017-2018 “ROUTE 6・6”」のキックオフ・シングルに位置付けられたこの曲は、ロックンロールとエレクトロが融合した刺激的かつ斬新なダンストラックに仕上がっている。今回は黒木啓司、EXILE NESMITH、EXILE AKIRAにインタビュー。『Route 66』のコンセプト、新しいツアーの展望などについて語ってもらった。
Photo:秋倉康介 Text:森 朋之

──ニュー・シングル『Route 66』は、ロックンロールとダンスミュージックが一体化した刺激的なナンバーに仕上がっています。この楽曲を聴いた時はどう感じましたか?



EXILE AKIRA(以下、AKIRA)「(EXILE)SHOKICHIが作ってくれた楽曲なのですが、ロックンロールを中心に色々な要素が入っていて、本人も“どう表現していいか分からない”と言うくらい、新しいジャンルの曲になっていると思います。歌詞には今の自分たちの等身大の思いが刻み込まれています。今のEXILE THE SECONDのテーマソングみたいなところもあると思いますし、自分たちも奮い立たされます」



黒木啓司(以下、啓司)「曲を聴いた瞬間、ドキッとしました。前回のアルバム『BORN TO BE WILD』に入っている『Shelly』を聴いた時もすごくドキッとしたんです。“こういうR&Bの楽曲をメジャーシーンで出せるのはすごいことだな”と。『Route 66』はそれを上回る衝撃がありましたし、SHOKICHIが本当にすごい曲を作ってくれたと思っています。彼がミュージシャンとして存在していることが、EXILE THE SECONDの音楽力、音楽性の高さに繋がっている。歌詞もいいですね。“Life is 山あり Life is 谷あり”という歌詞があるのですが、それも自分たちの人生に当てはまるなと。世の中の人たちも、きっと同じだと思う。色んなことがあるけれど、ロックンロールに生きていこうという」

──なるほど。ちなみに皆さん、ロックンロールというジャンルは通ってきていますか?



EXILE NESMITH(以下、NESMITH)「エルヴィス・プレスリーみたいなロックンロールはそこまでガッツリ通っていないですけど、でも、EXILE THE SECONDは色んな音楽を自分たちのフィルターを通して表現できるグループ。SHOKICHIが音楽面の先頭に立ってくれて、色々なテイストのサウンドをEXILE THE SECONDの楽曲に落とし込んでくれているので。そうやって色んな音楽を今のリスナーに伝えられるのは、すごくいいことだなと思います。啓司さんが博多で“THE NINE WORLDS RECORDS”という架空のレコードレーベルのショップを期間限定で開いていたんですけど、そこには90年代のヒップホップ、R&Bの雑誌やポスター、映像作品なども置いてあって。自分たちが通ってきた音楽を体感できる場所を作ってくれたことで、ファンの方も“こういうカルチャーを経験しているメンバーだから、今のEXILE THE SECONDの表現になっているんだな”ということが分かったんじゃないかと思います」

啓司「R&B、レゲエ、ロックもそうですけど、僕自身が体験してきた音楽を提示してみたかった。いずれはレコードレーベルを作りたいと思っているので、その伏線という意味もあって」

──素晴らしいですね! 音楽の歴史みたいなものが分かると、楽曲の理解も深まって、さらに楽しくなると思うので。ヒップホップも違うジャンルの音楽と融合して、どんどん変化していますからね。

AKIRA「そうですね。海外のアーティストを見ていると、ラッパーがロックやパンクみたいなアクションをしていたりと、音楽の幅がさらに広がって、自由度も上がっているんですよね。そういう時期にEXILE THE SECONDが『Route 66』をリリースするのはすごくいいチャレンジだと思いますし、今までのEXILE TRIBEらしさから、いい意味で抜け出せた気もします。このグループはメンバー全員がプロデューサーとしてモノ作りに参加しているんですけど、そういうアプローチも時代に合ってるんじゃないかなと思います」


※続きは月刊Songs2017年10月号をご覧ください。

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