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〜しめじ的芸術とスポーツの秋〜
夏の暑い陽射しが収まり、秋の風が気持ち良く感じられるようになってきましたね。過ぎゆく夏を振り返って、さくらしめじの2人に“夏の思い出”を聞いてみると「菌育(ライブハウスツアー)で行った新潟の花火大会がすごかった! あとは……あんまり思い出らしいものはないかも」という彪我くん。「お休みの日に、映画館に『ジョジョの奇妙な冒険』を観に行って、あとは本を読んでのんびり過ごしました」という雅功くん。海だ花火だという夏満喫系の思い出はなかったようなので、今回は“芸術の秋”を体験するために、埼玉県秩父にお住まいの陶芸家・黒澤有一氏の工房で陶芸にチャレンジ!
Photo:佐藤真一 Text:大庭利恵

●芸術の秋「陶芸レポート」より抜粋

 

 木々に囲まれた山の中に建てられた素敵なウッドハウスは、線路の枕木を使って黒澤さんがご自身で造ったと聞き、2人とも「すごーい」と感心。本来は、工房でやる予定だったのですが、「いい気候だから外でやろうか」という黒澤先生の提案により、テーブルを外へ持ち出し(2人も手伝ってくれました!)準備完了。
 まずは、陶芸の基本がつまった“手びねり”という手法から。「土のかたまりからゴルフボールぐらいの量をちぎって丸めてね」と言われると、恐る恐る土をちぎって掌を使いくるくると丸めていく。丸くなったら台の中央に置いて叩きながら平らに整え、その後、もう一度同じぐらいの量を取り、今度は棒状に延ばしてふちにくっつけていく。

雅功「俺、棒状にする才能あるかも!」

彪我「イヤ、僕もけっこういけてる!」

「風が気持ちいいねー」なんてスタッフがはしゃいでいる間も、背筋を伸ばし緊張した面持ちでいた彼らの表情がやっとゆるむ。

「板が乾いたら自分で濡らしてね」「手は時々、水につけて」「あまり薄くしすぎると割れるから気をつけて」など先生から色んなポイントを教えていただきながら、工程を進めていく。すると先生が、「君は、細かいところまで丁寧にやれてるね」と彪我くんにお誉めの言葉が。

彪我「昔から粘土遊びとか好きだったんですよ」

と嬉しそうな顔で答える彪我くんの横で、つなぎめをなめらかにする作業が進まずワイルドな作りになっていく雅功くん。

●スポーツの秋「フリスビー&テニス(のおもちゃ)・レポート」より抜粋



(中略)その後、編集部スタッフが持ってきたフリスビーとテニススタイルのおもちゃで遊ぶことに。軽くフリスビーを投げると気持ちいいぐらい胸元にジャストに飛ばす彪我くん。

彪我「うますぎじゃない?」

 と大喜び。

雅功「俺だってできるよ!」

と言いながら投げる雅功くんのフリスビーが見事に右へ左へ。「もー、何で~」と悔しがりながら投げると今度は、上へ下へ(笑)。「手首にもうちょっとだけスナップを利かせてみたら」とスタッフにアドバイスをもらうと、驚くほど一気にぐんぐん上達していく。何という飲み込みの早さ。

 テニスのおもちゃで遊び始めると暑くなって上着を脱ぎ始める2人。腹ごなしも充分なほど遊び倒したあと、公園内にある展望台へ。ここからは、秩父駅周辺が一気に見渡せる人気のデートスポットらしい。雅功くんは、「気持ちいい~」と両手を広げる。彪我くんは、地図にあるでっぱりを押すと何かが光ると勘違いして押し続けるという天然っぷりを披露。どう考えてもボタンじゃないだろ、とみんなから突っ込まれていました。


※続きは月刊Songs2017年11月号をご覧ください。

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