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横山由依×向井地美音×小栗有以
AKB48のニュー・アルバムが1月24日にリリースされることになった。だが、インタビュー時点ではアルバム曲のレコーディングは行なわれていない段階。そこで2017年にリリースした楽曲やアルバムでは定番のユニット曲について、さらに印象的なイベントとなったに違いない「第7回 AKB48紅白対抗歌合戦」のことを中心に横山由依、向井地美音、小栗有以に話を聞いた。
Photo:松井伴実 Text:髙橋栄理子

──ニュー・アルバムの楽曲が、まだできていないということなので、まずは2017年にリリースした中で、3人のお気に入りの曲を教えていただけますか?



向井地美音(以下、向井地)「私が自分の中で印象深いのは、『#好きなんだ』のカップリングの『だらしない愛し方』(全形態収録)です。選抜総選挙で17位にランクインさせていただいた時、やっぱり悔しい気持ちもすごくあったんです。でも、逆にこの曲のセンターをやらせていただけたことは嬉しかったですし、AKB48っぽくない曲で、ファンの方からもメンバーからも好評だったので、2017年の1曲に選ぶならこれです」



横山由依(以下、横山)「私は『11月のアンクレット』が、すごく好きです。(渡辺)麻友さんのラスト・シングルということで思い入れも強いんですけど、個人的にはさや姉(山本彩)とシンメ(シンメトリー)でやらせてもらえたのが大きかったので。振り付けにも曲中で目が合うところがあったりして楽しかったですし、私たちが表題曲でシンメになるのって初めてなんです。さや姉とは初めて選抜になったのも一緒なんですけど、それから時間が経って、こういうAKB48になって来たんだなって思えたことが嬉しかったりもしました」



小栗有以(以下、小栗)「私は『11月のアンクレット』のカップリング曲の『法定速度と優越感』(TypeE収録)です。この曲はアンダー17選抜といって、全グループの若いメンバーが集まっているんです。その中で私がセンターをやらせていただいたので、すごく気が引き締まるというか、これからもっと頑張らなきゃって思えた1曲になりました」

──アルバムには、いつもユニット曲がありますよね。今回のユニット曲がどういうものになるかはさておき、やっぱりユニット曲って選抜曲とは、また違う感覚がありますか?



横山「そうですね。チームが違うメンバーやグループが違うメンバーと少人数で組めたりするので、新しい刺激を受けます。それはアルバムのユニットならではだなと思います。それに、この子と私って声の相性がいいんだ! って気づくこともあるし、選抜の楽曲より聴いてくださる人にも、1人1人の声を聴きとってもらえると思うんです。そこもポイントかなって思います」

向井地「私は前回のアルバムの時、初めて9人のユニットに入れていただいたんです。それが全く共通点が見えないような不思議なメンバーだったんです(笑)。でも、それもアルバムだからこそかなと思って嬉しかったです。今、私がやってみたいのは同じ年のユニット。特に選抜でいつも一緒になる、私、なぁちゃん(岡田奈々)、(小嶋)真子さん、(高橋)朱里さん、れなっち(加藤玲奈)の5人。もし、このメンバーで1曲いただけたら、こんなに嬉しいことはないなって思います」

──どんなタイプの楽曲がいいなっていうのはあるんですか?

向井地「以前、先輩たち5人が『1994年の雷鳴』という曲をチームサプライズで歌ったんです。その曲がすごくカッコ良かったので、そういう曲をやってみたいなっていうのが夢です。せっかくみんな同じ年なので、それをアピールしたいです」

小栗「私も前回のアルバム『サムネイル』に入っている『ランナーズハイ』(TypeB収録)が初めてのユニット曲だったんです。そのメンバーも『法定速度〜』と似たコンセプトだったんですけど、全グループそれぞれから、1人ずつ若手メンバーが選ばれたんです。みんながそれぞれのグループのカラーを背負って集まって来ていましたし、それをちゃんと出していた気がするんです。そういうのも、さっきゆいはんさん(横山)がおっしゃっていたように、すごく刺激的でいいなと思いました。それに、その曲を一緒に歌ったことでみんなと仲良くもなれたので、それも良かったです」


※続きは月刊Songs2018年2月号をご覧ください。

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