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“ダンスでアースをハッピーに。”をテーマに掲げたユニット・DANCE EARTH PARTY(EXILE ÜSA、EXILE TETSUYA、Dream Shizuka)からニュー・シングル『Anuenue』(DANCE EARTH PARTY feat.EDEN KAI)が届けられた。雨の中で開催された昨年の「DANCE EARTH FESTIVAL 2017」(2017年10月)の経験を経て、ハワイのことわざ“NO RAIN, NO RAINBOW”をもとにして制作されたこの曲は、トロピカルなサウンドと前向きなメッセージがひとつになったナンバー。世界的ウクレレ奏者のEDEN KAIをフィーチャーしたこの曲によって、DANCE EARTH PARTYの存在はさらに幅広いフィールドで浸透することになりそうだ。夏に開催される今年の「DANCE EARTH FESTIVAL」も楽しみ!
Photo:松井伴実 Text:森 朋之

──まずは昨年10月に開催された「DANCE EARTH FESTIVAL 2017」のことから聞かせてください。ニュー・シングル『Anuenue』のLIVE DVD/Blu-rayにも当日の模様が収録されていますが、今振り返ってみるとどんなフェスでしたか?



EXILE ÜSA(以下、ÜSA)「2回目ということで2日間に渡って開催させてもらったんです。初年度(2016年)よりもパワーアップしたエンターテインメントを届けたくて、素晴らしいアーティストの方々に参加してもらったのですが、2日間ともあいにくの雨で。雨のフェスは僕らも初めてだったし、“どうなるんだろう。楽しんでもらえるんだろうか?”という心配や不安もあったのですが、フタを開けてみたら、観客の皆さんがしっかり楽しんでくれて。そのエネルギーに自分達も感動したし、“どんな時も楽しむ心が大事なんだ”ということを改めて感じました。ポジティブなパワーがハッピーに変えていくことを教えていただいた気がするし、それは今回のシングルの制作にも繋がっています」



EXILE TETSUYA(以下、TETSUYA)「まさに雨のフェスを経験したからこそ『Anuenue』が生まれたんだと思います。ちょうど今、今年のフェスの構想を練っているところなのですが、“お客さんの笑顔が虹になるといいな”という願望がどんどん強くなっていて。天候がどうなるかは“神のみぞ…”ですが、もし雨が降ったとしても、今ÜSAさんが言ったような気持ちを持っていれば、絶対に楽しいフェスになると思うので」



Dream Shizuka(以下、Shizuka)「去年のフェスの時は、とにかく観客の皆さんのことが気がかりでした。ずっと雨でしたし、気温も低かったので、“本当に楽しんでいただけるのかな?”と心配していました。でも、ÜSAさんがおっしゃった通り、ステージに立った瞬間にすごいエネルギーが伝わってきたんです。皆さんの笑顔を見てポジティブな空気を感じて、私達の心配はあっという間に消えていきました。自分達も自然と笑顔になりましたし、とことん楽しみながらパフォーマンスできました。雨が降ったからこそ、大切なことに気付けましたし、毎年毎年、勉強になることばかりでした」

ÜSA「雨除けのポンチョや長靴を用意している方も多かったしね」

TETSUYA「たぶん僕らよりも、お客さんのほうが雨対応できたと思います(笑)。心の準備もしっかりしてきていただいて、嬉しかったです」

──その経験が今回のシングル『Anuenue』に直結したと。

ÜSA「そうですね。去年のフェスの経験が“NO RAIN, NO RAINBOW(雨が降らなければ虹は出ない)”というハワイのことわざに重なって、ハワイの音楽を取り入れた楽曲にしようということになって。『Anuenue』はハワイの言葉で“虹”という意味なんですよ。やっぱりウクレレは欲しいよねというところから、世界的なウクレレ奏者のEDEN KAIさんに参加していただけることになったんです」

──“晴れるまで/手を繋いで共に歩めば”“雨の日も/君だけの色を見せてほしい”という歌詞もすごくリアルですよね。Shizukaさんはレコーディングの時、どんなことを意識していましたか?

Shizuka「レコーディングを通して自分自身が元気をもらえましたし、救われた気持ちになりました。歌っている時も(歌詞に対して)“確かにそうだな”と共感する部分も多く、考え方も変わってきて」


※続きは月刊Songs2018年4月号をご覧ください。

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