http://www.leolalala.com/
歌い出した瞬間に太陽の光を感じさせるような歌声を持つシンガー、Leola。2016年に発表した『Let it fly』がロングヒットを続ける中、彼女にとって初となるミニ・アルバム『LOVE, LIFE & LAUGHTER』がリリースされる。夏という季節感を大事にしつつ、“自分のマインドが反映されている曲ばかり”だという本作に込めた思いを聞いた。
Text:山田邦子
──今回はLeolaさんにとって、初めてのミニ・アルバムになるんですね。

「はい。昨年初めてフル・アルバムを作ったんですけど、今回はもっとコンセプチュアルな、夏に楽しんでもらえる楽曲を集めたものを作ってみたいなと思ったんです。曲数よりも個々の個性を生かしたいなと思って、ミニ・アルバムという形にしました」

──SNSで拝見しましたが、ハワイに行っていたのもこの作品のためだったんですか? 1stアルバム『Hello! My name is Leola.』の時もハワイで撮影されてましたよね。

「今回はプライベートだったんです。制作は始まってたんですけど、リフレッシュと、今作の制作に向けての気持ち作りで。夏に向かう感覚を取り戻したかったし、そろそろまたハワイの空気を注入したいなと思って行ってきました」

──夏やハワイの空気感、存分に感じます。だけどアルバムのテーマとしては、このタイトルに集約されているのかなとも思いました。

「『LOVE, LIFE & LAUGHTER』。今回は全部の曲が揃う前に、このタイトルを決めたような感じでした。自分の生活が充実するために必要不可欠なものであり、私の名前Leolaの“L”から始まる言葉で揃えたんです。家族や友達、支えてくれているスタッフさんも含めて愛する人がいること。人生について考えること。そして笑っていること、笑わせること──。自分にとって全て重要なものなんですけど、“この曲はLOVE。この曲はLIFE とLAUGHTER”みたいな感じでちりばめています。アルバムとしてのまとまりにもなると思ったし、自分が今感じていることや考えていることも反映できると思ったので、このタイトルにしました」

──1stアルバムの時は自己紹介という意味もあったと思うので、Leolaさんの中の色んな表情が捉えてあったと思いますが、今回はもっとパーソナルな部分を感じました。

「かなり自分のマインドが反映されている曲ばかりです。コンセプトに沿って作ったけど、もう、そのコンセプト自体が自分の心だったのかなって」

──しかも、色んなところで歌って培ってきた自信や誇りのようなものも、曲のテンションとして表れてるなと思いました。

「そうかもしれないです。去年の冬は自分のステージではないところで歌う機会も多かったけど(「EXILE THE SECOND LIVE TOUR 2017-2018 “ROUTE 6・6”」にゲストコーラス&ボーカルとして参加)、形は違えども、私の歌を聴いてもらって何かを感じてもらえるというのはすごく幸せなことでしたし、やっぱり自分は歌うっていうことをやめられないなって思ったんです。それを経ての作品なので、より歌っていうものを考えたし、それと同じくらい“楽しもう!!”って思いながら作ってました」

※続きは月刊Songs2018年8月号をご覧ください。

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