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和田彩花×宮本佳林×野村みな美×山﨑夢羽
モーニング娘。を筆頭に、数多くのグループやソロ・アーティストが在籍してきたハロー!プロジェクトが、今年20周年を迎えた。それを記念して、現役のメンバーが一堂に会したトリプルA面シングル『YEAH YEAH YEAH/憧れのStress-free/花、闌の時』をリリース。メンバーを代表して、リーダーであるアンジュルムの和田彩花、Juice=Juiceの宮本佳林、こぶしファクトリーの野村みな美、新グループ所属の山﨑夢羽に話を聞いた。
Photo:松井伴実 Text:山田邦子

──ハロー!プロジェクト誕生20周年。今回記念シングルを出すと聞いた時、どんなお気持ちでしたか? まずはリーダーであるアンジュルムの和田彩花さん。



和田彩花(以下、和田)「7年前に一度ハロー!プロジェクト全員でCDを出す機会があったのですが(※ハロー!プロジェクトモベキマス『ブスにならない哲学』)、私はその時に先輩達とのいい思い出がたくさんできたんですね。その時は一番下のグループだったけど、今はリーダーになって一番年上になった。だからこそ、今回も後輩達にはいい思い出をたくさん作ってもらいたいなと思いました」

──Juice=Juiceの宮本佳林さんはハロー!プロジェクトと同じ、今年20歳だそうですね。



宮本佳林(以下、宮本)「はい、同い年です(笑)。そのモベキマスの時によみうりランドで発売記念イベントがあったんですが、(当時、自分と同じ)ハロプロエッグ(現・ハロプロ研修生)の後輩が先輩のグループに入って活動を始め、モベキマスとして歌って踊っていたんですね。キラキラした衣装で。私はその時バックダンサーだったので、私はモベキマスの中の1人じゃないし、いてもいなくても分からないんだよなって切ない気持ちになったんです。だから今回こうしてハロプロ・オールスターズの一員として写真にも写って、CDにも自分の声が入ることになって、心の底から嬉しいんですよね。このシングルは、自分の人生にとって大切な1枚になりましたし、この作品に込められたメッセージや思いをもっともっと伝えていこうって思いました」

──こぶしファクトリーの野村みな美さんと、新グループ所属の山﨑夢羽さんはまだ10代なんですよね。



野村みな美(以下、野村)「はい。私は誕生日とかの記念日が好きなので、この20周年は何をやるのかなって楽しみにしていました。それでシングルを出すことが決まり、メンバーみんなでイベントに回らせていただいたり、他のグループさんとチェキ撮影会があったりと、ワクワクすることばかり。初めてのことをいっぱい経験しています」



山﨑夢羽(以下、山﨑)「今まで見てきた先輩達と一緒の曲を歌えるって、緊張もあるけどすごく嬉しいです」

──では、その記念シングルについて聞かせてください。まず『YEAH YEAH YEAH』ですが、作詞・作曲はつんく♂さんですね。



宮本「普通に聴いているだけだとゆったりしたミディアムテンポの楽曲だなって感じると思うんですが、本当はリズムがすごく細かいんです。つんく♂さんの作る楽曲は、いつもリズムがとても重要。みんなでしっかり合わせないと、ダラダラッと流れてしまうんですよね」

和田「この曲をコンサートで歌う時、メンバーみんなで“20”っていう数字を作るところがあるんです。それを披露した時のファンの方の歓声が嬉しくて、いまだに忘れられないんですよね。ハロー!プロジェクト全体のコンサートではみんなで歌う全員曲っていうのがあるんですが、それは誰かの曲をみんなで歌ってるんです。でも今回は全員で歌うための楽曲なので、一体感が全然違うなっていうのは感じています」

野村「この曲を最初に聴いた時、みんなで歌っている姿がすぐに思い浮かびました。実際にコンサートで歌えてとても楽しかったし、私達を見ているお客さんもニコニコ微笑んでくれているから、お客さんとも心が繋がれる1曲だなって思います」


※続きは月刊Songs2018年10月号をご覧ください。

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