http://www.thinkingdogs.jp/
地道なライブ活動によって着実に力をつけてきている4人組ロックバンド、Thinking Dogs。ドラマ『モブサイコ100』の主題歌『愛は奇跡じゃない』から約半年振りとなるニュー・シングル『言えなかったこと』は、山田裕貴と齋藤飛鳥が出演する青春映画『あの頃、君を追いかけた』の主題歌として書き下ろされた王道のバラード。さらにカップリングには、一転して、ライブ映えのするアップテンポのロックナンバーが収録されている。世代を超えて愛されるポップセンスをそのままに、ライブバンドとしての新しい幕開けを飾る1枚となっている。
Text:永堀アツオ
──新曲は映画『あの頃、君を追いかけた』の主題歌になってます。台湾で社会現象を巻き起こすほどのヒット作となった台湾映画の日本リメイク版ですが、映画は観ました?

わちゅ〜「このお話をいただいてから観たんですけど、めちゃめちゃ感動しました。切ないんですけど、笑えるし、新鮮だし、すごく面白かったですね」

Jun「僕もキュンキュン系の映画はあまり観たことがなかったんですけど、映画を観て、“学生時代、楽しかったな”っていうセンチメンタルな気持ちにもなりました」

TSUBASA「ふふふ。映画を観てる時から、みんなでどうしたらこの映画に寄り添った楽曲にできるかなっていうのを考えてましたね」

──楽曲は歌とピアノから始まって、途中からバンドとストリングスが入る、いわば王道のバラードになってます。

大輝「誰が聴いてもいいなって思うメロディーですよね。初めて音源を聴かせてもらった時から、単純に、“すごくいい曲だな”って思って。僕らにとっても武器になるというか、ライブでやっても映える曲だと思います」

TSUBASA「ライブを中心とした活動をしていく中で、自分達でもど真ん中のバラードが欲しいっていう話をしてた直後だったので、運命的なものを感じて。歌うべくして歌う曲だと思うし、歌が中心になってくる楽曲なので、レコーディングでどういう感情を入れてこうかなって作戦を立てました」

──どんなアプローチを考えてました? 特に前半はピアノ伴奏のみの構成です。

TSUBASA「ボーカルとしては、“ここは俺に任せてくれ!”っていうくらいの勢いですよね。普段は4人の力を一気にどんって出す楽曲が多いんですけど、この曲は、みんなに“全力で引き立ててやるよ”って思わせるくらいの歌を歌わないといけないっていう気持ちで頑張ってます」

※続きは月刊Songs2018年10月号をご覧ください。

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