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譜久村 聖×飯窪春菜×小田さくら×野中美希×加賀 楓
10月24日にモーニング娘。'18が両A面シングル『フラリ銀座/自由な国だから』をリリース。この作品は現在開催中のツアーをもって卒業する飯窪春菜のラスト・シングルになっている。そこで今回は飯窪を含め、譜久村 聖、小田さくら、野中美希、加賀 楓にインタビュー。シングルのことはもちろん、飯窪の卒業についても語ってもらった。
Photo:松井伴実 Text:髙橋栄理子

──今回のシングルはダブルA面。『フラリ銀座』のほうは、ムーディーな歌謡曲テイスト。レトロな感じがいいですよね。



小田さくら(以下、小田)「最初に聴いた瞬間、好き! って思いました。今までは洋楽っぽく、曲の構成がちょっと複雑(笑)みたいなシングルがわりと多かったんですよ。そういうのが流行りっていうのもあったと思うんですけど、今回は日本の音楽界のド定番みたいなジャンルが来たので、つんく♂さんが好きにやってる! って思ったんです(笑)。楽曲的にも歌詞の意味がどうとかっていうより、とりあえず感じてほしい。音楽として楽しんでほしい曲だなって思いますね」

──こういうの日本人大好き! みたいな感じですよね(笑)。だから、みんな歌いたくなっちゃうんじゃないかなって思いました。

小田「そうなんですよ! すごく耳に残る曲だし、こういう曲で日本の音楽界の歴史ができてきてるなって思いました」



譜久村 聖(以下、譜久村)「私も久々にエイトビートに出会った! って思いました(笑)。サイドステップを踏みながら、スタンドマイクで歌っていそうな曲ですよね(笑)。そこもいつものモーニング娘。の曲と違っていたので、レコーディングも楽しかったです」



野中美希(以下、野中)「すごく個人的な話になっちゃうんですけど、この曲を初めて聴いた時、実は私、本当に銀座でフラリしていたんですよ」

4人「ええ~っ!」

野中「私、銀座のお昼の雰囲気が好きで、銀座が似合う女になりたいって思ってるんですね。全然なれてないんですけど(笑)。そう思っていた時にこの曲をいただいて、しかも、銀座を1人で歩いている時に初めて聴いたので、この道を2人で散歩している曲なんだっていうイメージがつきやすかったから、楽しく覚えられました」



加賀 楓(以下、加賀)「私はこの曲を初めて聴いた時、ちょっと昔っぽいテイストが自分の中で挑戦したことのないタイプだなって思いました。でも、Aメロ、Bメロ、サビまでの流れのリズムの感じには、つんく♂さんっぽさがすごく出ているので、そういう意味ではモーニング娘。っぽさもあるなって思ったし、歌っていても楽しかったですね」

──歌いやすかったですか?

加賀「初めて挑戦するジャンルだったので、技術的には難しかったです。でも、最初に1番だけ歌った時に、この曲楽しい! って思いました」



飯窪春菜(以下、飯窪)「私は12月16日の日本武道館コンサートで卒業することが決まっているので、この作品がラスト・シングルになるんですね。だから、どんな曲になるんだろう? ってワクワクしながら聴いたんです。そしたら今まで挑戦したことのないジャンルのムーディーな曲だったので、ラスト・シングルに、こんな大人のラブソングが来るんだ! って、すごくビックリしちゃいました。私は東京出身なんですけど、今まで銀座に足を踏み入れたことはなくて。でも、昨日(※取材は9月)初めて銀座の街へ行ったんです。しかも夜に」

──おお~、大人な感じですね。

飯窪「はい。大人なお店に行かせていただきました。これは私の中で今世紀最大に嬉しい話になるんですけど(笑)、その銀座のお店でドラクエの神、堀井雄二先生と『笑ゥせぇるすまん』や『怪物くん』の作者、藤子不二雄A先生、そして中川翔子さんと一緒に食事をさせていただいたんです」

4人「ええ~っ、すごい!」


※続きは月刊Songs2018年11月号をご覧ください。

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