未来×星波×陽稀×千知
日常では味わえないFANTASIA(夢の世界)を創ることをコンセプトにして活動しているイケメン女子7人組、ザ・フーパーズが2ndアルバム『FANTASIC SHOW』を完成させた。彼女達の魅力の真骨頂である、華やかで夢のあるステージを封じ込めたような本作。現時点での集大成であり、世界へ羽ばたく勢いの追い風になること間違いなしのアルバムだ。メンバーを代表して未来、星波、陽稀、千知の4名に聞いた。
Text:山田邦子
──2ndアルバム『FANTASIC SHOW』が完成しました。今回のビジュアルはどんなイメージなんですか?
陽稀「前回、『ジュエルの鼓動が聴こえるか?』というシングルの時に、みんなのジュエルを輝かせてあげるっていう役目を担っていたんですが、今回はザ・フーパーズが怪盗となって、ピカピカになったあなたのジュエル、つまりハートを奪いに行くよっていうテーマなんです」
未来「心を掴んで離さない! みたいなやつ(笑)」
──それで、合間合間に入るセリフがああいうことになっていたわけですね!
星波「言えないけど、そういうことです(笑)」
──しかし、ザ・フーパーズの楽曲はどんどんクオリティーが高くなっていきますね。アルバムというサイズになって改めて、そう感じました。
未来「嬉しいです。確かに、どんどんカッコ良くなってると思います」
千知「ジャンルも様々で、ザ・フーパーズが創る夢の世界っていうものが今回はより確立できたなと思いました」
星波「今までは曲ごとにテーマを持って世界観を作ってきた感じだったけど、今回はそれを踏まえた上で、アルバム全体としての世界観が色濃く出てる。歌割りも、いつもだったらAメロは未来から始まってたけど今回はそうじゃない曲もあったりして、ちょっと新しいんですよ」
未来「これ、言っていいのかな? 実はうちが考えたんだよね」
千知「えーー!」
星波「知らなかった!」
陽稀「私は未来が歌割りを考えている時ちょうど一緒にいたんだけど、ああでもない、こうでもないって1人でブツブツ言ってた(笑)。未来はザ・フーパーズのボーカルリーダーで、みんなの歌声をよく知っているからこそ。めちゃくちゃ悩んでたけど、さすがだなっていう仕上がりになってます」
星波「声っていう意味でいうと、今回収録されているシングルにはザ・フーパーズを卒業した初期のメンバーの歌声も入っているし、ずっちゃん(澁谷梓希/i☆Ris)も参加してくれてるから人数でいうと…」
未来「全部で11人!」
陽稀「全員集合です」
星波「ザ・フーパーズの輪というか、ここまでみんなで作ってきたものをやっと繋ぐことができた作品。こうやって届けられる形になったことも、すごく嬉しいなと思ってます」
未来「早く届けたい!」
※続きは月刊Songs2018年12月号をご覧ください。