大原櫻子 *撮りおろし4ページ |
http://sakurako-web.com/ |
──この季節にピッタリのシングルが完成しましたね!
「はい! 夏ってみんながきっと楽しみにしてる季節だと思うし、楽しみにしてるイベントとかも多いですよね。だからこそ、自分に自信を持って思いきり楽しんでほしいなっていう気持ちも込めた3曲になりました」
──まず『真夏の太陽』。すごく前向きな気持ちになれる1曲です。
「これまでも元気な楽曲は多かったのですが、夏ソングは意外にもこれが初めてなんですよね。で、恋の要素もちょっと入ってる。夏真っ盛り、海に向かうドライブとかでも聴いてほしい1曲だし、“これから夏だ!”っていう今の時期にもぜひ聴いて気分を盛り上げてほしい曲です。メロディーがすごく爽やかで、ハジける感じ。胸キュンではあるけど、カワイすぎない感じかなと思います」
──タイトルもストレートで、潔いというか。
「そうなんですよね。しかも歌詞にありますが、この太陽は赤とか黄色とかオレンジじゃなくて“真っ白な太陽”なんです。より輝いて見えるような感じ。あと、アツさを感じるというより、明るくて、フレッシュなイメージというか。そういう世界観を、“僕”っていう男の子目線で歌ってるのがいいなって思いました」
──元気いっぱいの、明るい女の子が主人公ではないところがポイントなのかも。
「曲の雰囲気として、Aメロとかちょっと大人っぽい感じがあるんですよ。そういうところも、アルバム後のシングルとして、新たに見てもらいたかったところです」
──もうすぐ20歳ですからね。ということは、10代最後の夏でもあるわけで。
「うわ! ヤダー(笑)! ホントですね、めっちゃビックリした(笑)!」
──あ、忘れてました(笑)?
「10代は永遠だと思ってました(笑)。10代最後の夏かぁ…、それだったら余計に楽しまなきゃ! でも、きっと20代になってもそんなに変わらないんでしょうね。ハジけ具合はきっと一緒だと思います(笑)」
──こういう夏の気持ちとか景色って、自分のスイッチ1つだと思うんですよね。そういう意味では、この曲はきっといつ聴いても気持ちのスイッチを入れてくれると思いますよ。
「確かにそうかも。ライブとかでもそうですよね。夏をテーマにした曲ってすごく盛り上がるイメージだし、動き回れるエネルギッシュな曲は、個人的にももっと歌いたいなと思っていたところでした!」
──レコーディングはどんな感じで臨みました?
「テンションを大事にしました。最初のほうはちょっと大人っぽい感じだけど、“短い?長い?スゴく短い???”って、サビに向かっていく感じは歌いながらでもワクワクするんです。で、サビは100%のエネルギー! そういえばレコーディングの日に、(楽曲を手掛けている)亀田(誠治)さんからメールが来たんです。“これをイメージしてね”って写真が添付してあって、亀田さんと太陽が写ってたんです (笑)。“ん? これは亀田さんを想像しながら歌うってこと(笑)!?”って思ったら、そのあとに太陽の写真が来て“あ、『真夏の太陽』だからか!”ってやっと分かりました(笑)」
──亀田さん、お茶目ですね(笑)。
「でもそうやってイメージを目で見せてくれて、共通する気持ちを持って歌えるから、すごく歌いやすかったです。夏と言ったらこの曲! みたいなのがあると思うんですけど、これからこの曲も、誰かにとってのそういう曲になればいいなと思います」
──ではカップリングの『Glorious morning』はどうですか?
「朝の過ごし方でその日1日が決まるみたいなところ、ありますよね。でも、なかなか早起きできないし、ダルいなぁとか、あれやらなきゃこれもやらなきゃとか思っちゃうことも多いと思うんです。だからこそ、“よし、1日の始まり! 頑張れ!”っていうよりも、“分かる分かる、みんな一緒だよね”って寄り添うような曲になっています。私自身、朝は強いほうだと思っていますが、本当は(グタッとしながら)こんな感じ(笑)。かなり強がってますね」