DOBERMAN INFINITY *撮りおろし4ページ |
http://dobermaninfinity-ldh.jp/ |
──今年の夏はフェスやイベントなど、かなり盛り上がったようですね。
SWAY「最高でしたね」
KUBO-C「楽しかったな」
P-CHO「ライブを通して、7月にリリースした『SAY YEAH!!』の浸透率を改めて感じてきたというか。まさか、あんなに皆さんに歌っていただけるなんて」
KAZUKI「確かに!」
GS「嬉しかったです」
KAZUKI「今回の新曲『JUMP AROUND ∞』もさっそく披露させてもらってますしね」
──新曲がまずライブで聴けるっていいですね! 今回はハウス・オブ・ペインの大ヒット曲『JUMP AROUND』の日本語カバーということですが。
SWAY「この曲を日本語でカバーするって、僕らみたいにもともとHIP HOPをやっていたり、クラブで遊んでる人間にとっては“ヤバいね!”って感じですけど、知らない世代の人も多いですからね。こうやって自分達がカバーすることによって、90年代のHIP HOPをより多くの人に知ってもらえたらと思っているんです」
KUBO-C「逆輸入的なね」
SWAY「そう。今はEDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)のような速い音楽が中心になってるけど、こういう時代のHIP HOPの良さを僕らなりに伝えられたらって」
P-CHO「音楽とかファッションとか、色んな意味で90年代、注目されてますしね」
──原曲がヒットしたのは1992年。KAZUKIさんは1991年生まれですが、この曲とどう向き合いました?
KAZUKI「僕はもともと色んな音楽を聴いていたので知ってたんですが、同年代くらいの人は知らなかったという人も多いと思うんです。でもすごい名曲じゃないですか。だから知ってる人にも知らなかった人にも、この曲は僕らの新曲として、DOBERMAN INFINITYの曲として、ここから新たに届けていこうって気持ちで向き合いましたね」
GS「僕もレコードを買ってた頃は再発でしたしね。オリジナル(のレコード)なんてもうなかったよね?」
P-CHO「そうそう」
GS「リアルタイムではなかったけど、当時からこれはHIP HOPのすごい名曲。それをまさか10何年経った今、オフィシャルで日本語カバーすることになるなんて夢にも思ってなかったですからね。僕らにとっての名曲にもなってくれたらいいなって思っています」
SWAY「実はこの曲、そうとう前に完成してたんですよ。でもカバーの場合、権利の問題なんかがあるので、そこがクリアになるまでめっちゃ時間がかかったんです。(配信でまず発表した)『INFINITY』(2014年8月)の頃にはもう取りかかってましたよね?」
KUBO-C「作ってたね」
KAZUKI「1年以上経ってますよ」
──そもそも、なぜこの曲をカバーしようと思ったんですか?
KUBO-C「やっぱり名曲やし、こういうのやったら面白くない? みたいな話が出てたので、じゃあOKになるかどうかは別として、とりあえずやってみようかと」
SWAY「期待せずに。そしたら今回めでたく(許諾が)下りまして」
KUBO-C「じゃあ、行くでしょと(笑)」