DEEP *撮り下ろし4ページ |
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──ニュー・シングル『MAYDAY』、すごく新鮮ですね。ダンサブルなビートとR&B系のハーモニーが1つになっていて、DEEPの新しい魅力が感じられる曲だなと。
YUICHIRO「そうなんですよ」
TAKA「ライブでもお客さんがヘッドバンギングして盛り上がっていますからね」
YUICHIRO「今回はレコード会社移籍第1弾ということで、今までとは違うスタッフの皆さんと制作したんです。まず楽曲を集めていただいて、何曲も歌って、プリプロを重ねて。その中から『MAYDAY』を選ばせてもらったんですが、すごくいい仕上がりになったんじゃないかなって」
TAKA「最近っぽいサウンドを取り入れながら、ちゃんとDEEPらしさも表現できていますからね。勢いとインパクトがあるし、“(DEEPが)変わった”という印象も持ってもらえるんじゃないかなと思います」
──メンバーの皆さんも変化を求めていた?
TAKA「はい、それはありました。レーベル移籍のタイミングなので、“今までと変わらないじゃないか”というのは良くないなって。『MAYDAY』はパフォーマンスしていても新鮮なんですよ。自然に身体が動く感じもあるし、それはお客さんにも伝わっているんじゃないかなと思います。新曲を披露すると、どうしても“じっくり聴く”という雰囲気になるんですけど、この曲はお客さんも身体を楽しそうに揺らしてくれていて。自分達にとっても新たな発見に繋がりましたね。アーティスト写真のイメージも今までと違うんですよ。ずっとフォーマルなファッションだったんですけど、ストリート感というか、今どきのトレンドも取り入れて」
KEISEI「ずっとスーツだったから、“DEEPのメンバーは皮膚がスーツになってるんじゃ?”という都市伝説もあったんですけど…」
一同「ハハハハハ!」
KEISEI「それは冗談ですけど(笑)、今回のビジュアル、ファンの皆さんからも評判がいいんですよ。『MAYDAY』は今までのDEEPにありそうでなかった曲だし、こういう曲を増やしていけば、ライブももっと良くなるんじゃないかなって」
RYO「うん、すごくライブ映えするんですよね。初披露したのが年末のカウントダウンライブだったんですけど、その時は生バンドだったんです。バンドと一緒にやるのもすごくいい感じで」
YUICHIRO「CDのバージョンよりもロックっぽくなるよね。歌詞は“好きな彼女をどうしても手に入れたい”というラブソングなんですけど、自分達の今の気持ちとも重なっているんですよね。今年で結成10周年になるので、さらにワンランク、ツーランク大きな夢を手に入れたいという思いも込められていて。だから、すごく気持ちも込めやすいんですよ」
RYO「皆さんにもそれぞれ手に入れたいものがあると思うので、その気持ちをリンクさせながら聴いてほしいですね」
──2曲目の『I MISS YOU』は、DEEPらしさが全開のR&Bバラード。
TAKA「僕らが好きな時代のR&Bのテイストが入っているし、言葉が詰まっている感じの歌詞もすごくいいなと思います。自分達がやっていくべき楽曲の1つだと思うし、歌っていても何の違和感もなくて。こういうビート感のあるバラードも、今まであまりなかったんですよね」
KEISEI「カップリングにはもったいないくらい素晴らしい曲ですよね。デモを聴いた時も、すぐに“これこれ!”と思いました」