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堀未央奈×新内眞衣
3月22日にリリースされた乃木坂46の17枚目のシングル『インフルエンサー』。スパニッシュなテイストと乃木坂46史上最速のダンスがインパクト大な楽曲だ。デビューから丸5年が経ち、新たな段階へ踏み出した感のある乃木坂46。その中で重要な役割を果たすであろう2期生の堀未央奈、新内眞衣に新曲のことはもちろん、今後のことについても聞いてみた。
Photo:竹中圭樹(D-CORD) Text:髙橋栄理子

──『インフルエンサー』はスパニッシュテイストのカッコいい楽曲。今までの乃木坂46にはなかったタイプの曲ですよね。



新内眞衣(以下、新内)「そうですね。乃木坂46の春シングルは、今までもダンスナンバーが多かったんですが、その中でもだいぶ攻めている曲だなって思いました。個人的には好きな曲調ですし、踊れたらとてもカッコいい感じにはなるんですけど、ダンスはかなり大変で。すごくハードルが高かったです」



堀未央奈(以下、堀)「『インフルエンサー』はとても情熱的な曲なんですけど、この曲を初めて聴いた時期に私もちょうど色々なアーティストさんの情熱的な曲を聴いていたんです。だから、最初に『インフルエンサー』を聴いた時は、私達もこういう曲が歌えるんだ、嬉しいなって思いました。今までの乃木坂46にない雰囲気の曲でもあったので、ここでまた新たな一面を見せることができるんじゃないかとも思いましたね」

──これまでのカッコいいタイプの楽曲は、わりとメッセージ性が強い感じでしたけど、今回は歌詞の世界観が全然違う。強烈な片想いの曲になってますよね。

新内「結婚するんだったら、これくらい強く思われたほうがいいなって思います」

堀「結婚視野! さすが最年長(笑)」

新内「やっぱりね(笑)。恋愛って、たぶん自分から動いたほうが楽しいと思うんですよ。でも結婚は、相手に思われたほうがラクな気がするんです(笑)。例えば家事とかも私のほうが相手を好きすぎたら、“やってほしい”って言えない気がするんですけど、向こうのほうが思ってくれるなら“一緒にやろうよ”って言えるじゃないですか。だから、思われたほうが幸せかなって(笑)」

堀「なるほど。さすがだね(笑)。私は、まだ最年長とは違って結婚までは考えられないんですけど(笑)、軽い好きよりも、これくらい思ってもらえたほうが嬉しいなとは思います。私達はアイドルなので、一推し、二推し、三推しとかあるんですよ。で、まいちゅん(新内)は一推しになる機会の少ない、“ニ推しの女”って呼ばれてるんだよね?」

新内「そうそう(笑)。でも、そういうふうに“ニ推しの女”っていうキャラがあるからこそ、“僕は新内さんが一推しです!”みたいに言ってもらえると、より心にくるんですよ」

堀「嬉しいよね。印象に残りそう」

新内「そうなの! だから、そういう方は忘れないですね」

──これを読んだファンの方が、みんな“一推しです”って言い始めたりして(笑)。

新内「いや、口だけの人は分かりますから(笑)」

堀「そうだよね。私も二推しとか三推しとかの好きよりも、単推しで好きって言ってもらえたほうが嬉しいし、私達も、その倍の愛を返せるかなって思います」

──女子は、みんな一途に思われたいですもんね。こういう楽曲だけに歌にも強さを感じましたし、歯切れ良く歌っている印象もありました。それはレコーディングの時に意識しましたか?

新内「確かにレコーディングしていて、スタッカート(音を短く切る)を多めに歌ってとは言われましたね。あと、“ブンブンブン”っていうフレーズも音階が違う“ブンブンブン”を色んなバージョンで録ったので、その中から一番いい“ブンブンブン”をミックスして使ってくれたんだと思います(笑)」


※続きは月刊Songs2017年5月号をご覧ください。

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