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児玉一真×福山 匠
デビュー3年目に突入したGoodbye holidayが、2ndアルバム『A LA QUARTET』をリリースする。昨年は上質なJ-POP感をフレッシュな勢いでパッケージした1stアルバム『with YOU』、歌ものとしての軸にライブの躍動感がプラスされたミニ・アルバム『KNOCK』を作り上げ、着実に前進してきた彼ら。「バンドとしての地盤が固まった」と胸を張る本作はどのようにして生まれたのか。メンバーを代表して児玉一真(Vo&G)、福山 匠(B)に話を聞いた。
Text:山田邦子

──『A LA QUARTET』、本当にいいアルバムができましたね!

児玉一真(以下、児玉)「ありがとうございます。1枚目とはまた別の良さを持った、ベストな作品になったなと思ってます」

福山 匠(以下、福山)「今のバンドの勢いとか熱量がそのまま形になったなと思います。今回はほとんどの曲がセルフプロデュースなんですが、これまで一緒にやらせてもらったプロデューサーさん達から学んだことと、自分達の経験値が今すごくいい形で曲のバリエーションに反映してるんです。Goodbye holidayらしさっていうのが一番詰まったアルバムなんじゃないかなと思うので、たくさんの方に聴いてほしいなって思います」

──セルフプロデュースでやろうと思ったのはどうしてだったんですか?

児玉「このアルバムを作る前に、(第9回沖縄国際映画祭に出品された映画『女々演』の主題歌に抜擢された)新曲『きらり』のレコーディングをしたんですね。アレンジャーさんにお願いする時間がなかったので自分達で作ったんですが、そこですごく完成度の高いものができたんです。自分達でもやれるんだっていう自信が持てたのが大きかったですね」

──曲のバリエーションと、4人で作れた自信。タイトルの『A LA QUARTET』にもその思いが反映されてますね。

児玉「アラカルトとカルテットが、上手いこと表現できたかなと(笑)。コンセプトではないんだけど、やっぱり4人だけでやった感っていうのは強かったから、そういうエッセンスを入れたいなと思ったんです。バラエティーに富んでるし、今回は新しい挑戦もたくさんあります」

※続きは月刊Songs2017年8月号をご覧ください。

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