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デビュー10周年企画として次にBREAKERZが届けるのは、豪華アーティストと“クロス”したスペシャルコラボレーション盤と、ファンと“クロス”したリクエストベスト盤で構成されたスペシャル・アルバム『X(クロス)』。コラボ盤では、ロックやポップスだけでなく、ラップをフィーチャーしたナンバー、和テイストのナンバーなど、コラボレーションだからこそ生まれた名曲がずらり。BREAKERZの音楽性、人間性に魅了されたアーティスト/ファンと心を“クロス”させて作り上げた、極上の作品!
Text:池村季子
──スペシャルコラボレーション盤は、対バン企画“10番勝負”がキッカケで生まれましたが、改めて“10番勝負”の感想を聞かせてもらえますか?

DAIGO「若手の勢いのあるアーティストさんもいらっしゃれば、僕たちがずっと憧れていたアーティストさんもいらっしゃって、本当に色んな方とご一緒させていただきました。すごくいい刺激になったし、ライブをしていくうちに、僕たち自身も感覚として“BREAKERZらしさ”が見つけられたりもして。本当に出てくださった皆さんに感謝しています」

AKIHIDE「拝見するライブのどれもが素晴らしかったですし、それぞれのアーティストのファンの方々がすごく温かくて。初めてBREAKERZのライブを見る方が多かったと思うんですけど、楽しんで盛り上がってくださって、ファンの皆さんも含めて素敵なイベント・ライブだったなと思いますね」

SHINPEI「そうやってライブで得た刺激を今回形に残せたのは、すごくデカいなと思うんですよ。この10周年イヤーの活動が、そのままアルバムにとじ込められたんじゃないかなっていうくらい、実りのあるライブだったと思います」

──収録曲は、全て“10番勝負”で披露された曲なんですよね。

DAIGO「そうですね。まぁ、俺が言い出しちゃったのかな(笑)。リスペクトの意味を込めて、対バンするアーティストさんをイメージした楽曲を毎回発表していこうって。途中ちょっとくじけそうになったけど(笑)、メンバーみんなでアイデアを出し合って完走することができた。BREAKERZのメンバー同士でも想いを“クロス”させてね。作ったばかりの曲を、ライブに来てくださった人たちにすぐに聴いてもらうということの連続だったので、インパクトがある曲にしないとと思いながら、お客さんの心を掴むために、しっかり作っていきましたね」

──では、曲について具体的にお話をうかがいます。GLAYのJIROさんとのコラボが実現した『GREAT AMBITIOUS』。

AKIHIDE「レコーディングの2、3週間前に、ベースのフレーズを弾いたプリプロ音源をJIROさんからいただきまして。お忙しいのに、そのお気持ちがまず素晴らしいと思いました。僕たちの作品にそこまでしていただけて、学ぶべきことがたくさんありましたね」

DAIGO「レコーディングも、1テイク目で完璧なんじゃないかって思うぐらいだったんですけど、こだわって何回も弾いてくださって」

SHINPEI「僕の一番の思い出はですね、デモに自分が弾いたベースを入れていたんですけど、JIROさんがそのベースを褒めてくださったんですよ! めちゃめちゃ嬉しかったですし、僕が作ったデモを元にベースを弾いてくださって、やっぱりJIROさんのベースってすごいなと。このベースラインがGLAYさんの特徴だなと思っていたので、それがBREAKERZの曲で表現できて嬉しかったです」

──レコーディングも一緒に?

DAIGO「そうです。ベースとドラムのレコーディングをしながら、僕も隣のブースで歌って。僕のブースからJIROさんの背中がちょっと見えるんですよ。色んな想いが溢れてきて、ホントに幸せなレコーディングでした」

※続きは月刊Songs2017年11月号をご覧ください。

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