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今年1月にシングル『Lightning』でメジャー・デビューしたTHE RAMPAGE from EXILE TRIBE(以下、THE RAMPAGE)。4作目となる『100degrees』は、12月からスタートする初の全国ホールツアーのキックオフ・シングルだ。この1年でたくさんの挑戦を重ね、グループとしての表現の振り幅を広げてきた彼らが、この作品に込めた思いについて語ってくれた。メンバーを代表してボーカルのRIKU、川村壱馬、吉野北人、パフォーマーでありリーダーのLIKIYAと陣の5名に話を聞いた。
Photo:秋倉康介 Text:山田邦子

──早くも4枚目となるシングル『100degrees』が完成しましたね。



川村壱馬(以下、壱馬)「はい。僕らはここまで『Lightning』、『FRONTIERS』と力強い楽曲をリリースし、『Dirty Disco』ではちょっと懐かしいディスコミュージックを落とし込んだキャッチーなサウンドに挑戦してきました。そして今回、僕らの4枚目となる作品は、THE RAMPAGEの土台というか、基盤、根本の部分にあるもの──僕らのやりたいことや出したい色、好きなことを象徴してくれる楽曲になっているんです。トラックのテイストは最近のヒップホップというよりは、ちょっとだけオールドな質感も混ぜながら、新しい要素を含んだものになっています。楽曲の感覚としてはかなり“重い”、そしてカッコいい曲で、たぶんメンバー16人、全員がめちゃくちゃ大好きな曲だと思います」

──いやいや、俺が一番好きだぞっていう人は?

全員「はい(挙手)!」

──LIKIYAさん、ダントツで早かったです(笑)。

LIKIYA「(笑)。自分は青春時代にスヌープ・ドッグなどアメリカのウェッサイ(※ロサンゼルスを中心とするウエストコーストで生まれたヒップホップカルチャー)の音楽などをたくさん聴いていたので、この曲を聴いた時はかなりテンションが上がったんですよね。歌詞の部分では今の自分たちを表現したような情熱が入っていて、その2つの要素がガチッとハマッた感じがめちゃくちゃ好きなんです」

陣「THE RAMPAGEっていうグループを、ストレートに形にしたような楽曲ですよね。象徴しているというか、まさにイコール。混じり気のないものができ上がったなっていう印象です」

吉野北人(以下、北人)「トラックもカッコいいしノリやすくて、リリックもすごくカッコいいんですよ。『100degrees』、つまり100度っていう意味なんですけど、出てくるフレーズの1つ1つにすごくパワーがあるし、“これってこういう意味にも取れるな”って思わされる部分もたくさんあるんです。見透かしているような視点とか、男らしい姿勢とか、熱のこもった感じとか、色んな表情があったりして」

RIKU「歌のバースの部分で伝えていること、それが結果的にどういうことかがラップに詰まっている。トラックもど真ん中な感じで、すごく自分たちの武器になる曲に仕上がったなと思います」


※続きは月刊Songs2017年11月号をご覧ください。

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