http://www.dream-fes.com/

2次元の新人5人組アイドル“DearDream”と実際の3次元のキャストが連動し、アニメやCD、イベントなど多岐に渡るメディアで展開する5次元アイドル応援プロジェクト『ドリフェス!R』。2016年5月にゲームアプリ配信からスタートした『ドリフェス!』シリーズにDearDreamのライバルとして登場した2人組ユニット“KUROFUNE”が2枚目のシングル『Future Voyager / Whole New World』をリリースする。本誌初登場となる戸谷公人(as:風間圭吾)、株元英彰(as:黒石勇人)に、役者として、シンガーとして、ボイスキャストとしての話を聞いた。
Photo:竹中圭樹(D-CORD) Text:永堀アツオ

──KUROFUNEとしてのCDデビューから1年が経ちました。



株元英彰(以下、株元)「やっと動き出したっていうのが正直な印象ですね。このプロジェクトが始まってから2年半くらい水面下で動いていたので、今年1年はすごく充実してたなっていうのが正直な感想です」



戸谷公人(以下、戸谷)「本当に同じで、充実してましたし、KUROFUNEとして、ようやくスタートを切ったかなっていう感じですね。KUROFUNEがどういうものなのか、明確に見えてきた1年だったと思います」

──どういうユニットだと言えばいいですか?

株元「簡単に言うと『ドリフェス!』というコンテンツの中にいる5人組のアイドルグループ、DearDreamのライバルユニットですね。KUROFUNEはDearDreamがいて初めて輝くし、DearDreamはKUROFUNEに刺激されるっていう相乗効果があって。7人になった時は表現の幅が広がる面白さもあるんですけど、もともとあるライバルユニットっていう高いハードルに負けないように、正直、必死で食らいついているところもありますね。DearDreamに負けちゃいけないですから」



戸谷「DearDreamはキラキラしていて、爽やかで元気で真っ直ぐ! っていうイメージなんですけど、KUROFUNEは大人っぽい色気も出せるのが強みかなって思いますね」

株元「あとは魅せるパフォーマンスとか、歌を聴かせるっていう部分はDearDreamにはない、重要なポイントかなって思いますし、2人だからこそできることを磨いていかないとダメかなって思います」

──役者としては、アニメのキャラクターでもあるそれぞれの役柄にどのようなアプローチで向き合ってます?

株元「僕達は、2.5次元じゃなくて、2次元と3次元を合わせた5次元っていう感覚でやっていて。声を当てるお芝居という意味では2次元だけど、イベントやライブなど、3次元での活動も多いんですよ。生でお客さんと会う時は株元英彰として、戸谷公人として出るんですけど、どこかで役を背負って出てたりするので、やっぱり5次元っていう意識なんですよね。役者としての声のお芝居、ラジオやトークイベント、それに歌と、色んなことに挑戦させてもらってるので……」



戸谷「ざっくり言うと楽しいです!」

──あはははは。雑にまとめた。相方としてはお互いにどんな存在になってますか?

戸谷「ベストですね。熟年夫婦です」

株元「一緒にいればいるほど、相手の考えてることも分かるし、ここはどっちが長けてるとかも分かるので、お互いに役割分担もできてるかなと思います。それに2人ユニットなので、常に1:1で見られてるっていうことも意識してますね」

戸谷「歌声に関しては2人の声は真逆なんですよ。カブちゃん(株元)は硬くて、低いところが出るし、俺は柔らかくて、高いところが出る。一緒に歌ってもケンカしない、いいバランスかなって思いますね」


※続きは月刊Songs2017年12月号をご覧ください。

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