宮田悟志 *撮り下ろし2ページ |
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──“宮田悟志”の1stフル・アルバム『RISE』が完成しました。BREATHE時代を通して、初めてのフル・アルバムですね。
「はい。リリース自体もすごく久し振りだし、オリジナル・アルバムは初めてだから、ファンの方々からも“楽しみにしてます”という声がたくさん届いて。皆さんに喜んでもらえたのは良かったですね」
──BREATHE時代の楽曲『待ってて』も収録されています。
「ライブではずっと歌っていた曲ですね。リリースはしてなかったんですが、ファンの皆さんに愛してもらっている曲でもあるし、自分の1stアルバムに入れることに意味があるのかなと思って。松尾 潔さん(CHEMISTRY、BREATHEなどを手掛けた名プロデューサー)にお手紙を書き、想いを伝え、実現に至りました」
──ずっと2人で歌っていた曲を1人で歌い直すのはどうでした?
「全然違いますし、かなり大変でしたね。実は6年くらい前に『待ってて』をレコーディングしたことがあるんですけど、その時とは声もかなり変化しているし、“ソロではちょっと歌い方を変えたい”と思って。何度も練習して、やっとソロ・バージョンを作り上げた感じですね」
──具体的にはどんなところを変えようと思ったんですか?
「そうですね…。以前は“歌おう!”という気持ちがもっと前に出ていた気がするんですよ。今はいい意味で頑張りすぎないというか、ナチュラルに歌えてるんじゃないかなって。6年前といえば26歳くらいなので、声がだいぶ若いし、その頃の音源を聴くとちょっと恥ずかしいんですよね(笑)。もう33歳になったし、“大人になった俺を見てほしい”じゃないけど、また違う表現ができるようになってきたと思います」
──ソロ活動をスタートさせてから、活動の幅も広がってますからね。
「そう、舞台や朗読の仕事をやらせてもらうようになって。最初(EXILE)MATSUさんに声をかけてもらって、舞台(EXILE MATSU演出の舞台『かげろう』)に出演させてもらったのがキッカケなんです。ずっと“演技はできない”と思っていたんだけど、やってみたら“こういう表現もできるんだ!?”と気づくことも多かったし、それが歌にも反映されてるんじゃないかなって。ナレーションの仕事もそうなんですが、やっぱり、全て“歌のために”というところがあるんですよね」