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男性ボーカルデュオ・BREATHEの活動終了を経て、ソロ・シンガーとして活動していた宮田悟志から1stフル・アルバム『RISE』が届けられる。ソロ・スタート時から歌っていた『STORY』『僕はコウモリ』、フジテレビ系『ザ・ノンフィクション』のエンディングテーマ『サンサーラ』、BREATHE時代から歌ってきた『待ってて』などを収録した本作は、ボーカリスト・宮田悟志の“これまで”と“これから”が強く刻み込まれている。
Photo:笹原良太 Text:森 朋之

──“宮田悟志”の1stフル・アルバム『RISE』が完成しました。BREATHE時代を通して、初めてのフル・アルバムですね。



「はい。リリース自体もすごく久し振りだし、オリジナル・アルバムは初めてだから、ファンの方々からも“楽しみにしてます”という声がたくさん届いて。皆さんに喜んでもらえたのは良かったですね」

──BREATHE時代の楽曲『待ってて』も収録されています。

「ライブではずっと歌っていた曲ですね。リリースはしてなかったんですが、ファンの皆さんに愛してもらっている曲でもあるし、自分の1stアルバムに入れることに意味があるのかなと思って。松尾 潔さん(CHEMISTRY、BREATHEなどを手掛けた名プロデューサー)にお手紙を書き、想いを伝え、実現に至りました」

──ずっと2人で歌っていた曲を1人で歌い直すのはどうでした?



「全然違いますし、かなり大変でしたね。実は6年くらい前に『待ってて』をレコーディングしたことがあるんですけど、その時とは声もかなり変化しているし、“ソロではちょっと歌い方を変えたい”と思って。何度も練習して、やっとソロ・バージョンを作り上げた感じですね」

──具体的にはどんなところを変えようと思ったんですか?

「そうですね…。以前は“歌おう!”という気持ちがもっと前に出ていた気がするんですよ。今はいい意味で頑張りすぎないというか、ナチュラルに歌えてるんじゃないかなって。6年前といえば26歳くらいなので、声がだいぶ若いし、その頃の音源を聴くとちょっと恥ずかしいんですよね(笑)。もう33歳になったし、“大人になった俺を見てほしい”じゃないけど、また違う表現ができるようになってきたと思います」



──ソロ活動をスタートさせてから、活動の幅も広がってますからね。

「そう、舞台や朗読の仕事をやらせてもらうようになって。最初(EXILE)MATSUさんに声をかけてもらって、舞台(EXILE MATSU演出の舞台『かげろう』)に出演させてもらったのがキッカケなんです。ずっと“演技はできない”と思っていたんだけど、やってみたら“こういう表現もできるんだ!?”と気づくことも多かったし、それが歌にも反映されてるんじゃないかなって。ナレーションの仕事もそうなんですが、やっぱり、全て“歌のために”というところがあるんですよね」

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