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太田将煕×正木 郁
声優としてだけではなく、ライブやイベントで生のパフォーマンスも行なっている2次元+3次元=5次元アイドル、DearDreamが初の挿入歌シングル『Symmetric love / You are my RIVAL』をリリースする。アニメ『ドリフェス!R』の劇中で使用された挿入歌を歌うのは、DearDreamの及川 慎&佐々木純哉コンビとW-MaSKatの2組。2号連続インタビューの第1弾として、アニメ2ndシーズンの6話で使用された『You are my RIVAL』を歌うW-MaSKatの片桐いつきと沢村千弦を演じる、太田将煕と正木 郁の2人が本誌初登場!
Photo:竹中圭樹(D-CORD) Text:永堀アツオ

──ボイスキャストとしてアイドルを演じながら、ライブもすることに対して、役者としてどう向き合ってます?



太田将煕(以下、太田)「当初はスタッフさんに、“役者としてアイドルになりきればいいよ”って言われていたんですけど、僕はそれが腑に落ちなくて。大口叩くわけじゃないんですけど、CDも出させていただいている以上、1人のアーティストだっていう意識でやってるんですね。だから、片桐いつきという存在はあるけど、ライブはなりきってる訳ではなく、太田将煕として、自分がやりたいことをやって、自分が見せたいものを見せているっていう感覚のほうが強くて。その瞬間は役者という概念はなくなっているし、すごく楽しんでいるというか。ライブやイベントで歌って踊るのは天職だなって感じてます」

正木 郁(以下、正木)「僕は『ドリフェス!』のオーディションがキッカケでこの世界に入ったので、みんなと違って、俳優から声優への挑戦っていう感覚はなくて。このオーディションに受かったことで、自分がなりたかったこと、やりたかったこと、行きたかった場所にいきなり行けたっていうのが、ただただ嬉しかったんですね。周りのメンバーと比べて経験も少ない分、どうしたらいいんだろうって悩んだ時もあったんですけど、まず1つの目標を見つけて、そこに対して、今、自分ができることは何なのかっていうことをちゃんと頭で理解しながら、少しずつ前に進んできた。僕にとっての『ドリフェス!』は、急に辿り着けたポジションで、そこから新しいものを感じられるようになった、いわば人生の転機になったプロジェクトだと思っています」

──太田さんは“天職だ”と言ってますが、正木さんはどう感じてます?

正木「僕もひたすらに楽しいですね。この世界に入らないと、そんな経験ってできないじゃないですか。最初は緊張したし、僕に合ってるのかなって不安に思った時もあったんですけど、最初のファンミーティングで人前に初めて出た時に、ほとんど緊張しなくて、楽しさしか感じなくて。すごく好きなんだなって思いましたね」

太田「ライブって自分達のものだけじゃなくて、そこに来てくれているお客さんや、みんなでいい関係性やいい空間を共有し合えるじゃないですか。みんなが本当に楽しんでるなって伝わってくるような笑顔を見ていると、こっちもアガりますし“この仕事してて良かったな〜”って心から感じるんですよね。もちろん僕もすごく楽しんでやらせてもらってるんですけど、お客さんが楽しんでる顔を見るのが本当に幸せだし、天職だなって思う。だから、ずっと続けていきたいし、ずっと歌ったり踊ったりすることができてたらいいなと思います」

──そして、初の挿入歌シングルがリリースされます。



太田「嬉しかったですね。DearDreamとして5人で活動させてもらってますけど、結成当初から郁とは歌の話をよくしていて。また1つ、目標が増えたというか、やっとここから2人でのユニットの活動がスタートしたんだっていうことが、純粋に幸せでした。しかも、CDを出させていただけるっていうのは、僕らの音楽をより色んな人に聴いてもらえる機会にもなるので、DearDreamとは違った、正木 郁と太田将煕、沢村千弦と片桐いつきの4人の音楽を楽しんでもらえたらいいなと思ってます」


※続きは月刊Songs2018年1月号をご覧ください。

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