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瀧野由美子×岡田奈々×岩田陽菜×薮下 楓
国内6番目となるAKB48の姉妹グループ、STU48のメジャー・デビューが決定した。1月31日にリリースされるデビュー曲のタイトルは『暗闇』。若者の孤独感や痛みが表現された、とても心に響く仕上がりで、これまでの48グループとは、ひと味違うデビュー曲になっている。このデビュー曲を中心に、デビューを目前に控えた今の率直な気持ちを瀧野由美子、岡田奈々、岩田陽菜、薮下 楓に聞いてみた。
Photo:竹中圭樹(D-CORD) Text:髙橋栄理子

──ついに1月31日にメジャー・デビューが決まりました。最初にその話を聞いた時、率直にどう思いましたか?



岡田奈々(以下、岡田)「48グループ史上最速のメジャー・デビューということだったので、嬉しい気持ちと同時に、こんなに早くて大丈夫かな? という不安もありました。ただ、最初は去年の11月にデビュー予定だったのですが、今年の1月31日に延期ってある意味、経験を積む時間をいただけたのかなと思います」

──ということは、その間に今回のデビューにあたっての自信がついたんですね。



岡田「はい。瀬戸内7県ツアーをさせていただいて、そこで他のメンバーも力がすごくついたと思います」

──メジャー・デビュー前にツアーができたのは、グループにとって大きいですよね。

岡田「そうなんです。ツアーの初日は私が仕切ったり、みんなにああしようこうしようって発言していたのですが、私がライブに出られなかった県もあって、そんな時は私がいなくてもみんながしっかり行動して、MCの企画を考えたり、パフォーマンスもレッスンできちんと合わせられるようにしていて。私がいない間にどんどん頼もしく成長していたので、初日以降はみんなにMCもパフォーマンスも任せられました。本当にみんな成長のスピードが速いですし、まだまだ伸びしろはあると思うので、すごくこれからが楽しみです」

──岡田さんはキャプテンでもありますし、メンバーの中で経験値も高い。それだけに、今後STU48のために、どんな役割を果たしていきたいと思っていますか?

岡田「やっぱりキャプテンとして、いい背中を見せられるお手本になりたいなと思っています。でも、私はAKB48も兼任しているので、AKB48としては先輩ですが、STU48としては同期なので、そういう意味では、他のメンバーにとってすごく身近に感じられるんじゃないかなと思います。私も積極的にみんなに話しかけていきたいですし、みんなからも親しまれるような存在になって、もっともっと距離を縮めていきたいなと思っています」

──瀧野さん、岩田さん、薮下さんは、デビューの話を聞いた時、どう思いましたか?

薮下 楓(以下、薮下)「メジャー・デビューの話はメンバーみんなが集められて聞いたんです。その時は怒られるのかな? と思っていたので(笑)、デビューと聞いて本当にビックリしましたし、全然信じられなくて、ドッキリかな? とずっと思ってました。でも、だんだんデビューが近づいてきて、こうして取材なども増えてくるようになったことで徐々に実感が湧いてきたので、もっと頑張らないとなって、今はすごく気合いが入っています」

瀧野由美子(以下、瀧野)「STU48は、初めてのオリジナル曲をAKB48さんのシングル『願いごとの持ち腐れ』の劇場盤のカップリングとして収録させてもらいました。それだけでもとても嬉しかったのに、そのあとメジャー・デビューも決まったので、すごく速いなと思いました。AKB48グループ最速というのもありますけど、結成して1年でメジャー・デビューって普通でもなかなかないと思います。もうデビュー曲のミュージックビデオも撮りましたが、まだそんなに実感がなくて。やっぱり、今は自分達のCDが店頭に並ぶのをあまり想像できないです」



──瀧野さんはデビュー曲のセンターに選ばれたわけですが、どんな気持ちですか?

瀧野「正直私は歌もダンスもあまり得意なほうではないので、何で選んでもらったのかな? と思いましたし、ちょっと悩んだりもしたんです。やっぱりデビュー曲って、このグループが活動していく中でずっと大切になっていくものだと感じています。だからこそそのセンターに選んでいただいたことは光栄なので、センターという立ち位置に負けないように、しっかり頑張りたいと思っています」

岩田陽菜(以下、岩田)「メジャー・デビューすること自体、すごく難しいことだと思います。だからこそ、こんなに早くデビューできるのは、本当にありがたいです。それは期待されているということだと思うので、その期待に応えられるように一生懸命頑張りたいです」


※続きは月刊Songs2018年2月号をご覧ください。

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